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新年

2012年になって、はや4日目でございます。

あけまして、おめでとうございま~す…(遅)

年末~年始とちらほら映画は観ているのですが、
すっかりサボってしまい、新年早々反省でございます。

今年もぼちぼち頑張りますので、よろしくお願いします!

# by hobomovie | 2012-01-04 10:37 | 日々のこと | Comments(2)

サヴァイヴィング ライフ-夢は第二の人生-<2010>

サヴァイヴィング ライフ-夢は第二の人生-<2010>_d0088211_228258.jpgチェコのシュルレアリスト、ヤン・シュヴァンクマイエル監督最新作!と銘打たれたこの作品。
彼の「アリス」はみたことがあったけど、アリス好きのワタシでも途中で眠くなってくるくらいわかりづらい展開にどっと疲れてしまい、特にその後の作品を気にしたことはなく。
主に短編で芸術的な作品を数々生み出していたとは、ノーマークでした。

シュルレアリズムといえば絵画や立体作品といったアートという思い込みがあって、マグリットやらダリやらマン・レイやらしか思いつかなかったワタクシ。
そういう世界観は結構好きなくせに、映像のシュルレアリズムはちゃんと体験してなかったとは。
ワタシの好きなティム・バートンなんかも、彼にインスパイヤされているとか。
「好きなアーティストが好きなアーティスト」を追いかけるのも、大事ですね。

…という訳で、アート鑑賞の心構えで劇場へ。
夢に現れる美女に魅了され、思い通りの夢を見るため手を尽くす男性の物語。
主人公エフジェンをシュヴァンクマイエル自身が演じています。

夢の中では様々なモチーフが繰り返し現れ、グロいわエロいわ大変な世界なんですが、少しずつエフジェンの過去が明らかになるにつれて夢の意味も解けてくるあたり、予想よりもストーリーがちゃんとあるじゃん!と驚き。
この人相当病んでるわこりゃ、と思いつつも引き込まれてしまいました。
彼のこだわりや葛藤が作品に昇華されている感じで、監督というよりは、まさにアーティストだなーと感心しながら劇場を後にしました。

京都の博物館で合わせて行われてたシュヴァンクマイル展も見に行きたかったけど、予定が合わず残念でした。ちなみにパンフレットはナシ。

# by hobomovie | 2011-12-12 22:12 | 外国映画 | Comments(0)

東京オアシス<2011>

東京オアシス<2011>_d0088211_10384159.jpgま~たやっちゃいましたよ。映画館で爆睡…
いよいよ「映画館では絶対寝ない人なんです宣言」を撤回しないとなぁ。
しかし「めがね」のときは、それはそれとしていい映画だったなぁ~という満足感があったんですけど、今度の作品はどうにもこうにも。

「かもめ食堂」から続く小林聡美主演作品、コンスタントに公開されているシリーズです。
今回は東京を舞台に、女優トウコが出会う3つのストーリーをえがくオムニバス形式でした。

ワタシが寝てしまったのは加瀬亮が出てくる最初のエピソードで、しかも!フードスタイリスト飯島奈美さんによる「きつねうどん」が登場する、非常に重要なシーンを観のがしてしまったのです。
あぁ悔しい。パンフにはレシピが載っています。おいしそ~♪東京オアシス<2011>_d0088211_10433643.jpg

全体的にセリフがすごく浮いていて、全くしっくりこなかったんですよねー。以前からそういう雰囲気ではあったけど、今回は特に顕著だったように感じます。

3つめのエピソードに出てきた黒木華という女優さんは初めて観ましたが、この人がいちばん普通に演じてて良かった。舞台を中心に活動しているようですが、これから楽しみな感じ。
2つめのエピソードに出てきた森岡龍もほぼ初めてですが、もっさりしていい雰囲気の俳優さんでした。
他には原田知世、もたいまさこ、光石研、市川実日子などが出演。メンバーもいいんだけどねぇ…

東京オアシス<2011>_d0088211_1044464.jpg

結局のところ、名前だけ出てきた「ツチブタ」が気になるから調べてみよう、という気持ちしか残らない作品でございましたかね。ちゃんちゃん。

# by hobomovie | 2011-12-03 10:55 | 日本映画 | Comments(0)

予告編キター!!

予告編キター!!_d0088211_1914354.jpg「愛を読むひと」「クラバート」でワタクシ大注目のダフィット・クロス。

スピルバーグ監督の「WAR HORSE」に出演という噂でしたが、「戦火の馬」というタイトルになって来年3月公開のもよう。

た~の~し~み~♪

http://disney-studio.jp/movies/warhorse/

予告編には一瞬しか出てきませんが…
画像も全然見つからなくて、主役の少年ばっかだし…
小さい役なのかもしれません。

でも、た~の~し~み~♪

予告編キター!!_d0088211_19153725.jpg

# by hobomovie | 2011-11-05 19:18 | 日々のこと | Comments(0)

コクリコ坂から<2011>

コクリコ坂から<2011>_d0088211_10303214.jpg「風の谷のナウシカ」以降、ほとんどの宮崎駿&ジブリ作品を劇場で観ているワタシとしては、純粋にみてみたいという気持ちよりは「ジブリの最新作を見届けなくては」という勝手な義務感が勝っている感じ。
さらに宮崎吾朗監督作品ということで「ゲド戦記」の悪夢が脳裏をよぎりつつも、劇場へ行ってきました。

舞台は1960年代の横浜。家業の下宿屋をきりもりする働き者の海(長澤まさみ)が通う高校では、老朽化した文化部室棟「カルチェラタン」の取り壊し問題で紛糾していた。
カルチェ保存のために尽力する新聞部の風間(岡田准一)たちの活動に協力する海だったが…というストーリー。

ストーリーからもわかる通り、ジブリ作品の中ではかなり地味なものになっちゃいましたなー。
もちろん当時の横浜の様子や、今や全くお目にかかれない情熱的な高校生たちが魅力的でしたが、原作が「なかよし」に連載されていた少女漫画ということもあってストーリーは少々甘すぎる感じです。
もちろん面白かったんだけど、やはりジブリの看板を背負ってるとハードルも上がりますわな。他の作品と比べると印象が薄い感じです。

今のご時勢お気楽にファンタジー作品なんか作ってられないという方針なのかもしれませんが、じゃあ日本を舞台にしたリアルな作品なら観る人を勇気づけたり深く考えさせたりすることができるのか?っちゅーと、そんな単純なものじゃないように思うんですが。
やはり昔の作品の方が勢いがあったし、ストーリーにも奥行きがあったなぁ…想像もつかない世界をまた見せていただきたいものです。
以下は過去ブログから持って来ました。結局まだ原作読んでないや…

ゲド戦記<2006>
数々の良くない評判は耳にしつつも、ジブリ作品を愛する者として行ってきました。
あえて先入観は持たず、公平な感覚で観たつもりです。
コクリコ坂から<2011>_d0088211_1035370.jpg
確かに色々と言われている通り、映像はかなり雑な感じでした。
宮崎アニメで言うなら「パンダコパンダ」?「未来少年コナン」?「アルプスの少女ハイジ」?くらいまで逆戻りしたよう。パンフを読んでいると、この世界観を表現するためにあえてそうした部分もあるようですが、「もののけ姫」以降の美しい映像を観ているぶんだけちょっと残念かも。

ストーリーについては原作をちっとも読んでいないのでなんとも言えない部分もありますが、とにかくセリフが多くて満腹状態になったうえで、ラストは逆に全く説明されないもんで消化不良をおこしたような感覚でした。
自然界の均衡が崩れ、人々の心はすさんでいき・・・という設定は現代に通じるものがあり、非常に興味深かったんですけどねぇ。結論としましては、「これを機会に原作を読もうっと・・・」

映画・ドラマ

# by hobomovie | 2011-11-05 10:37 | 日本映画 | Comments(0)