人気ブログランキング |

<   2018年 12月 ( 1 )   > この月の画像一覧

来る<2018>

d0088211_22363998.jpg

ジャニーズの中でいちばん好きな岡田君ですが、いかんせん最近彼が出演する映画はあまり好きじゃなくてですね。
「追憶」とか「関ヶ原」とか観てませんけども、まだ30代だというのになんという大御所感でしょうか。ワタシ的には、もっと冒険してもらいたい今日この頃なのであります。
そんな中、「告白」や「嫌われ松子の一生」、「パコと魔法の絵本」などで独特な世界を作り出している中島哲也監督のホラー映画に出演するというので、これは久々にワタシ好みの作品に出てくれるではないか!と楽しみにしていました。

原作は日本ホラー小説大賞を受賞した「ぼぎわんが、来る」という作品で、その後霊媒師比嘉姉妹のシリーズものとして何作か出ているようです。比嘉姉妹を演じるのは松たか子と小松菜奈なのですが、これがなかなか魅力的なキャラクターで、すごく良かったです。シリーズものになるのも、わかるわかる。
中島哲也監督は若手女優をしごくことで有名ですが、小松菜奈も本格映画デビューだった「渇き」で監督に怒られまくって、今回で成長した姿をみせたってとこでしょうか。ビジュアルのせいもあるけど、全然彼女だと思えないくらいの熱演でした。松さんは珍しい役どころだったけど、はまっててかっこ良かった。

ストーリーは田原夫妻(妻夫木聡、黒木華)のもとに「何か」がやって来るというシンプルな心霊モノなのですが、夫妻をとりまく家族や友人や仕事仲間との人間関係もからんできて、いったい何がやってくるのか、なぜそれはやってくるのか、ハラハラと目が離せない展開でした。
身の回りで恐ろしいことが次々起こる田原夫妻はなんとかその原因を知ろうとするけど、比嘉姉が原因よりもこれからどう対処するかが大切と話していたのが印象的でした。
普通、原因になることが何かあって、それを解決したら終わったりしますやんかーと観てるこっちも思ってたけど、いやー、そう簡単な原因じゃなかったのですよね。
こわかったしグロテスクなシーンも多かったですが、中島監督のカラッとした演出もあってあまりダメージを受けずに終われました。

あ、岡田君のことを忘れていましたが、彼は妻夫木君の友人から紹介されたオカルトライターという役でした。前半はあまり出てこないし、ずっと傍観者というスタンスだったので(最後の最後で変わってくるけど)ほんまに主演ですかこれ?と観終わった今でも思っています。主演は、自業自得とはいえ色々可哀想な妻夫木君でよかったんじゃないですかね。
でもまあやさぐれた岡田君は恰好良かったですし、他の俳優陣もみんな良くて群像劇といった感じ。
柴田理恵のちゃんとしたお芝居をみるのは初めてに近かったですが、強烈で忘れられないっす。

by hobomovie | 2018-12-12 22:39 | 日本映画 | Comments(0)