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アナと世界の終わり<2019>

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最近愛用している「フィルマークス」という映画アプリがありまして。この作品も、そのアプリでおすすめ記事を読んだのがきっかけで知りました。
公開前の作品をお気に入りにしておけば公開になったら通知してくれる機能があるのですが、うっかり通知を見逃していたのか、気づいた時にはあと1週間くらいで終わっちゃう!というすべり込み鑑賞でした。

舞台はイギリスの田舎町、高校3年生のアナは進路について父親とけんかばかりの毎日。学校はくだらないし、幼なじみはイケてないし、こんな町早く出て行ってやる!というティーンエージャーならではの思いがキャッチ―な曲にのって表現されます。まるで「ハイスクールミュージカル」のような、メンバーが学校内で地味なグループなので「glee」の方が近いかな、とにかくゴキゲンなシーンがすごく良かったです。「BREAK AWAY」名曲です。



ここまでは青春ミュージカル映画的な展開なのですが、その後事態は一変。オープニングからちらちらとそれらしいニュースが流れたり、具合が悪そうな人が映ったりしていたのですが、世界中で流行している謎のウイルス感染によって、人々がゾンビ化しているというのです。
学校へ向かうアナが歌いながら歩いている後ろで、人々がゾンビに襲われていくシーンは名場面でしたが、アナと父親、学校のみんなの運命やいかに!

ワタシはミュージカル映画とゾンビ映画では7:3いや8:2くらいでミュージカルの方が好きですが、ゾンビ映画もある程度は観ているほうなので、この作品はとても楽しめました。どちらかがものすごーく好きな人には、もう片方がかけ離れた存在なのであまり楽しめないかもしれませんね。
ゾンビ映画がいける人はよほど嫌いじゃなければミュージカルも楽しめると思うけど、怖い映画苦手な人はハードル高いかもですね。なんとか頑張っていただきたいです。

ゾンビ映画あるあるがあちこちにちりばめられていて面白かったですが、だいだいハッピーエンドがおとずれないのがゾンビ映画なので、これもそんな感じになるんかいなと思っていましたが、まぁだいたい予想通りでした。
大切な人がゾンビになってしまって、早く逃げろ!的なのは1回で十分でしたけどねーそこはもうちょっとひねりが欲しかったような。

原題の「アポカリプス」はたまに聞く単語ですが、今回初めてその意味を知りました。「ポカホンタス」的な響きだと思ってたけど、ギリシャ語が語源のようで。キリスト教における「黙示」という意味なんだそうです。

そして、まやぞー的に音楽映画の評価が高いとサントラ買ってしまいます。まだまだCD派。

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# by hobomovie | 2019-07-10 22:24 | 外国映画 | Comments(0)

名探偵ピカチュウ<2019>

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ワタシが大学生の頃バイトしてたコンビニで、ゲームボーイのソフトを予約販売していて「すごい人気なんだなぁ」と感じたのがポケモンとの出会い。
その少し前に生まれた姪っ子1号から始まって現在小5の姪っ子3号に至るまで、ずっと子どもたちに人気なので間接的におつきあいしてはや20年以上。毎年映画をやってるんだけど観たことはなく、テレビアニメは初期のを少しみただけという程度で、有名どころのポケモンしか知らない知識量ではありますが、本格的なハリウッド映画でポケモンが!というので姪っ子3号と観に行ってみました。

予告編の段階で実写映像にCGでリアルにポケモンが登場して、ピカチュウはなぜかおっさんの声でしゃべるのを観てこれは面白そう!と思っていたのですが、想像以上に良かったです。
ストーリーは、ライムシティという人間とポケモンが共存する街を舞台に、父の死の真相を探るティム青年と父の相棒だったピカチュウとの冒険を描いています。
ピカチュウの声を「デッドプール」のライアン・レイノルズがやってるというのは知ってたんだけど、ビル・ナイやらケン・ワタナベやら出てきてびっくり。彼ら俳優陣がこの作品をより本格的なものにしましたね。ティムのジャスティス・スミスと相手役のキャスリン・ニュートンは初めてみたけど2人とも良くて、これから活躍しそうなコたちでしたな。

そしてなにより魅力的だったのがポケモンたち。人間たちとからむのがすごくよくできていて、ポケモンそれぞれが持つ個性がいかされていて、ポケモン愛ハンパない感じでした。ワタシのお気に入りはもちろんピカチュウで、ホームズ好きの心をくすぐる鹿撃ち帽がトレードマークなのがもう最高。ちらっと出てくる本来の声がいつものかわいいピカチュウなのも良かったな~。こども向けなようで大人もばっちり楽しめる作品でした。もう1回観てもいいなって感じです。

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ピカチュウほっぺのところの毛は赤いんだね!

# by hobomovie | 2019-06-08 22:52 | 外国映画 | Comments(0)

麻雀放浪記2020<2019>

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大好きなミュージシャン チャラン・ポ・ランタンがらみの映画は必ずおさえているワタシですので、内容的にそんなに好みの作品ではないけど楽しみにしていました。ボーカルのももちゃんが結構大きな役で出てるってことで、去年11月のライブでは姉でありアコーディオンの小春ちゃんが作品を観た後一晩で作りあげたとゆー「麻イイ雀」という曲が披露されておりました。

いよいよ公開の春!というときに、同じく出演者のピエール瀧氏が覚せい剤使用の罪で逮捕されるというまさかの事態となりまして。公開延期、最悪はお蔵入りもありえる…と思ってはらはらしていたのですが、予定通り公開のはこびとなって嬉しかったです。
監督が「凶悪」や「孤狼の血」などの白石和彌で、全編iphoneで撮影して、と何から何まで話題のネタに事欠かない作品だったのだけど、この事件が最大の話題となってしまったのでした。

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ストーリーは1945年から2020年にタイムスリップしてきた雀士・坊や哲(斉藤工)が麻雀の国際大会に出るというのが大筋ですが、東京オリンピックが中止になったとか、全国民のIDが警察に保管されてて行動がすべて把握されてるとか、オモシロ設定があちこちにばらまかれているし、ベッキーや岡崎体育や小松政夫といったオモシロキャストもあってワタシは楽しめました。もちろん、ももちゃんのドテ子も良かったで~す。
'84年の映画はおぼろげな記憶で原作は読んだことないけど、今回はその設定だけ使って別物を作り上げたという感じです。かなり突飛になっちゃってるので、そっちのファンの人たちにしたら、なんだこりゃーてな作品かもねぇ。


# by hobomovie | 2019-06-05 21:45 | 日本映画 | Comments(0)

ダンボ<2019>

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ダークファンタジーの代表格ディム・バートン監督がディズニーのダンボを実写化するというので楽しみにしていました。
サーカス×バートンなんて最高な予感しかしない。

最初のアニメ映画は1941年とかなり昔なんですが、「グレイテストショーマン」の興行師PTバーナムのサーカスがモデルになってるんですと。今回初めて知りました。
そのアニメ版はみたこと無いのですが、お母さんと離ればなれになる悲しいくだりだけは知っていました。今作でもそのストーリーは残っていて、本人に悪気は無いのに人間を傷つけてしまって、人間たちから敵視されることになってしまうというせつなさを描かせたらバートンの右に出る者はいないのではないかと。
シザーハンズ現象とでも名付けたいくらいです。

ダンボは役者が演じた動きをいかしてCGで作られているのですが、なんとも愛らしくて良かったです。
大きな耳のせいで皆の笑いものになりながらも、サーカス団のこどもたちが空を飛ぶ才能に気づき、初めてサーカスで空を飛ぶシーンには涙が浮かびました。

のではございますが、その後あれよあれよという間に話がどんどんでかくなっちゃって、あらー、そこまで行っちゃう?という着地点でエンディングをむかえた作品でした。
前半はすごく良かったんだけどなぁ。バートンの実写ディズニー映画なら「アリス」のほうがまだマシだったかもしれん…という結果で残念でした。

しかしそのストーリーをおぎなってあまりあるのがダンボを始めとしたビジュアルと豪華な役者陣でした。
ダニー・デビートとマイケル・キートンがバートン映画で共演ときたら、バートン版「バットマン」好きにはたまらない展開。常連のエヴァ・グリーン様も空中ブランコ乗りという役がばっちりはまっていて、相変わらずお美しかったです。今回は意外といい人で、ナチュラルメイクのシーンもありましたね。
あとはチョイ役でしたが「インディ・ジョーンズ魔宮の伝説」で首相を演じてた俳優さんが出ていてうれしかったでーす。

# by hobomovie | 2019-05-11 22:41 | 外国映画 | Comments(0)

グリーンブック<2019>

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アカデミー賞で作品賞、助演男優賞をとったことでがぜん観る気が増したところで、ちょうど大阪へ出てきていた母も観たいなということで一緒に行ってきました。

1960年代アメリカ、黒人ピアニストのドクター・ドナルド・シャーリー(マハーシャラ・アリ)がコンサートツアーのためボディガード兼運転手としてイタリア系白人のトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)を雇い、2カ月の旅に出るという実話ベースのストーリー。

キング牧師がやっと登場するかという頃のアメリカ南部では、まだまだ黒人差別が激しく、州によっては夜間の外出が認められなかったり、宿泊できるホテルが限られていたり、グリーンブックというガイドブックが無ければ旅ができないほどだったということはこの作品で初めて知りました。

ドクターは天才的なピアニストでたいへん人気があり、各地でツアーに招かれるほどだというのに、まともなピアノが準備されていなかったり、会場のレストランやトイレを使用できなかったり。白人が運転する高級車で南部を走れば、農場で過酷な労働に従事している黒人たちが目に入る。
とにかく矛盾だらけの状況ばかりで、こんなことがいつまで続くのかと絶望的に思えてきます。トニーも元々黒人に対する差別意識があったのだけど、ドクターと行動をともにするうちに変化が訪れる。孤独に生きてきたドクターにも変化が。
そうした小さなことの積み重ねが、少しずつアメリカを変化させていったのかなとも思います。
ロードムービーとしての面白さもあってエンディングまで大満足で、色んな人に観てもらいたいなーと思える作品でした。

注)ヴィゴ・モーテンセンは役作りでかなり増量してイタリア系おっさんを演じ切っていますので、「ロードオブザリング」のアラゴルンが好きな皆様は心の準備をしてから観ること。あと、観終わったらケンタッキーフライドチキンが食べたくなるので、劇場の近くのお店を検索しておくと良いでしょう。

# by hobomovie | 2019-04-07 23:13 | 外国映画 | Comments(0)

アリー/スター誕生<2018>

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同じ時期に「ボヘミアン・ラプソディ」が公開になっていたので、音楽映画ということでつい比べてしまったりするものですが、あちらが実話ベースでこちらがフィクションだというのに、この作品の方がリアリティを感じる不思議。

監督・主演のブラッドリー・クーパーは国民的ミュージシャンのジャックを演じるにあたりギターや歌の技術をみがき、ジャックにみいだされるアリーを演じるレディ・ガガはこれが本格映画デビューということで精いっぱい演じていて、その相乗効果がすごいパワーを生んでいる作品でした。
インタビューでもガガ様がお互いをミュージシャンとして、俳優として認め合って信じた結果だと言っていたけど、まさにその通り!でした。

A STAR IS BORN=スター誕生という作品は'37、'54、'76と映画化されていて、今回は久々の製作だけどやっぱ邦題がダサいなぁと思うのはワタシだけでしょうか。ともあれそういうシリーズなんだからしょうがない。

恐らく'54のジュディ・ガーランド版をテレビで観たことがあるので(前の事すぎて記憶があいまい)、ストーリーは人気者の男性が才能ある女性をみいだし、女性の方がどんどんスターになっていくというショービズ界の栄光と影、が大筋だろうなと思ってました。
だもんで、ジャックとアリーがすばらしい曲で最高なステージを作り上げていても、アリーの人気が出れば出るほど、いずれ悲しい結末が待っているのではないかと心の底にじんわり暗い影が。
いっそスター誕生のくくりじゃないほうが素直に楽しめたんじゃないだろうかと思ったり、あーでも心の準備ができてよかったか…という、なんだかんだで予想以上に悲しい結末でしんみりしました。
やはり酒はアカン!クスリもね!

あとはとにかくライブシーンがどれも良くて、本当の野外ライブのステージを借りて撮影したものもあったそうで、めちゃめちゃステキでした。ワタシ的には、大好きな奥田民生とジャックを重ねてみちゃったりして。
「ボヘミアン~」がライブシーンにCGを使ってたとこが若干興ざめだったぶん、その点ではこっちの勝ちかもですな。

# by hobomovie | 2019-02-22 23:38 | 外国映画 | Comments(0)

旅猫リポート<2018>

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ワタシの姪っ子2号・高校3年生は福士蒼汰君が大好きで、ファンクラブに入って舞台挨拶や写真集発売イベント、ファンクラブイベントとせっせと出かけておられます。
そんなわけで彼のご活躍はあれこれ聞いておるところで、アクションの訓練をしていたり、舞台に出たり、ただのイケメン俳優ではなくなってきたな、と今後が楽しみです。
とはいえあんまりワタシ好みの作品に出ないなーと思っていたのですが、今回は有川浩原作↑猫がテーマ↑↑というわけで、劇場まで観に行ってみました。
お久しぶり福士君。「図書館戦争」以来だね!(おっとあれも有川浩だ)

予告編を何度かみていたので、高畑充希が声を務める猫のナナと福士君が車で旅をするロードムービー系で、「僕の最後の猫がナナで良かった」なんていうセリフもあったのでこれは福士君が病気で死んじゃう展開なんだろうなぁ、めっちゃ泣けそうやなあと思ってました。
予想通り、余命いくばくもない福士君演じる悟がナナの次の飼い主を捜しながら旅をするストーリーなわけですが、とにかく悟が生い立ちから何からかわいそうすぎまして。開始早々から泣き通しな作品でした。
有川浩の群像劇が素晴らしいのは「阪急電車」などで十分知っていましたが、今回も悟をとりまく人々の描かれ方が良かった。原作ではもっと色々あるんだろうなぁ、読んでみなくちゃと思っております。

猫好きで猫なし生活を送っている身としては、あー猫飼いた~い!と思わせられるパワーもあった作品でした。
そして叔母人生が長いワタシは(あんな立派な叔母ではないものの)竹内結子演じる叔母の法子さんにすごく共感してさらに泣けました。
ともかく、ハンカチではたりずタオル必須の作品であります。

おまけ:「そして父になる」のケイタが悟の子ども時代の友達役で出ていて、おっきくなったねぇ~とちょっとうれしかった。

# by hobomovie | 2019-01-14 21:53 | 日本映画 | Comments(0)

ボヘミアン・ラプソディ<2018>

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去年いちばん話題だった洋画と言えばこれでしょう。
イギリスが生んだ伝説のバンド、クイーンとそのボーカリストだったフレディ・マーキュリーのデビュー当時から全盛期をえがいた作品でした。

親きょうだいや親戚の叔父さんの影響で、子どもの頃からわりと洋楽好きでした。
クイーンはマイケル・ジャクソンやマドンナやカーペンターズやビートルズなんかと同じように親しんできたわけですが、特に何がきっかけだったかなぁ。
衝撃を受けたのは「メトロポリス」という1926年のドイツ映画にフレディの曲などをあてて1984年に再度公開されたという映画と、その映像を使った「レディオ・ガガ」のPVでした。
フレディが亡くなった頃はたしか中学生くらいだったので、エイズでこんなに有名な人が亡くなったことに衝撃を受け、ゲイの人はエイズになるんだ…という偏った印象を持ってしまったものでした。

ヒースロー空港で働いていた音楽好きの青年・フレディがメンバーたちと出会いクイーンを結成、数々の名曲を生み出すくだりはとにかくワクワクものでした。
ネットでもタイムマシンで連れて来たんかなどと言われていましたが、まー完コピ度ハンパないです。歌声はほとんど本人のものを使用したそうですが、まったく違和感なし。
フレディがアフリカ系の人で厳格な父親との確執があったとか、若い頃から人生をともに歩んできた女性がいたこととか、知らなかったエピソードもあって面白かったです。
メンバーとの別れがあったり、ドラッグに手を染めたり、天才の苦悩や孤独といったつらい展開では、若くして亡くなってしまうことを知っているだけに泣けてきました。

公開当初から評判になっていた、ラスト20分のライブエイドの再現ライブシーンは感動的でしたが、ちょっとCG感が強かったかなぁという印象があってそこが残念。もっと泥臭くごちゃごちゃした感じでも良かったのに。
でも、観た人からクチコミで評判が広まってどんどん観客動員が伸びていったのはこのライブシーンのおかげでしょうね。ここだけでも観る価値ありの作品でした。

# by hobomovie | 2019-01-06 20:19 | 外国映画 | Comments(0)

来る<2018>

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ジャニーズの中でいちばん好きな岡田君ですが、いかんせん最近彼が出演する映画はあまり好きじゃなくてですね。
「追憶」とか「関ヶ原」とか観てませんけども、まだ30代だというのになんという大御所感でしょうか。ワタシ的には、もっと冒険してもらいたい今日この頃なのであります。
そんな中、「告白」や「嫌われ松子の一生」、「パコと魔法の絵本」などで独特な世界を作り出している中島哲也監督のホラー映画に出演するというので、これは久々にワタシ好みの作品に出てくれるではないか!と楽しみにしていました。

原作は日本ホラー小説大賞を受賞した「ぼぎわんが、来る」という作品で、その後霊媒師比嘉姉妹のシリーズものとして何作か出ているようです。比嘉姉妹を演じるのは松たか子と小松菜奈なのですが、これがなかなか魅力的なキャラクターで、すごく良かったです。シリーズものになるのも、わかるわかる。
中島哲也監督は若手女優をしごくことで有名ですが、小松菜奈も本格映画デビューだった「渇き」で監督に怒られまくって、今回で成長した姿をみせたってとこでしょうか。ビジュアルのせいもあるけど、全然彼女だと思えないくらいの熱演でした。松さんは珍しい役どころだったけど、はまっててかっこ良かった。

ストーリーは田原夫妻(妻夫木聡、黒木華)のもとに「何か」がやって来るというシンプルな心霊モノなのですが、夫妻をとりまく家族や友人や仕事仲間との人間関係もからんできて、いったい何がやってくるのか、なぜそれはやってくるのか、ハラハラと目が離せない展開でした。
身の回りで恐ろしいことが次々起こる田原夫妻はなんとかその原因を知ろうとするけど、比嘉姉が原因よりもこれからどう対処するかが大切と話していたのが印象的でした。
普通、原因になることが何かあって、それを解決したら終わったりしますやんかーと観てるこっちも思ってたけど、いやー、そう簡単な原因じゃなかったのですよね。
こわかったしグロテスクなシーンも多かったですが、中島監督のカラッとした演出もあってあまりダメージを受けずに終われました。

あ、岡田君のことを忘れていましたが、彼は妻夫木君の友人から紹介されたオカルトライターという役でした。前半はあまり出てこないし、ずっと傍観者というスタンスだったので(最後の最後で変わってくるけど)ほんまに主演ですかこれ?と観終わった今でも思っています。主演は、自業自得とはいえ色々可哀想な妻夫木君でよかったんじゃないですかね。
でもまあやさぐれた岡田君は恰好良かったですし、他の俳優陣もみんな良くて群像劇といった感じ。
柴田理恵のちゃんとしたお芝居をみるのは初めてに近かったですが、強烈で忘れられないっす。

# by hobomovie | 2018-12-12 22:39 | 日本映画 | Comments(0)

ヴェノム<2018>

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「ダークナイト ライジング」で、ちらっと出てきた素顔におよ!?となって、「インセプション」にも出てたんじゃーん、あのときはちっとも気にならなかったわーと思いつつ、なんだか結構好きになってしまったトム・ハーディ。

「マッドマックス」は正直そんなでもなかったっつーか主人公なのに影薄かったなーという印象でしたので、まんをじしてのアメコミもの主演を楽しみにしていました。しかもダークヒーローだし、ワタシ好み!

なにしろアメコミはあまり詳しくない方ですので、公開になってから「スパイダーマンⅢ」に出てきた黒いスパイダーマンみたいの、と知ってあぁあれか!となった次第ですが。
人間がヒーローになるストーリーの場合、どうやってそのスーパーパワーを身に付けるのかというのが重要なところですが、今回は宇宙からやってきた生命体・シンビオートがその源。
シンビオートは地球環境に適応するために人間に寄生してしまうのだけど、適応できない人は死んでしまいます。
シンビオートにも個性があって、うまく適応できたトム・ハーディが演じるエディはそのヴェノムと一心同体になるのです。

お互いの意思は残っているので、ちょいちょいケンカしつつも最強バディになっていくところが面白かった。ちょっとうまくいきすぎじゃね?と思わなくもないですが。

ヒロインは「グレイテスト・ショーマン」のお母さん役が記憶に新しいミシェル・ウィリアムズ。
うーん、アラフォーヒロインだからねー、うーん。
ちょっとお母さんの印象が強すぎてアレだったような。

マーベル映画ではおなじみのスタン・リーはどこに出るでしょうか!も楽しめたし、エンドロール途中の映像は???だったもんでググったけど次回作への布石ってことで期待大だし、ともかく楽しめました。

# by hobomovie | 2018-11-08 22:55 | 外国映画 | Comments(0)