鴨川ホルモー<2009>
「かもがわほるもー」
この摩訶不思議な響きの言葉。
最初に知ったのは万城目学の小説の事だったか、この映画の事だったか。
ドラマ「鹿男あをによし」はほとんど観ていなかったけど原作が万城目学だったことは知っており、鹿がしゃべるなんていう突拍子もない話しを書く人だし、こっちも面白いに違いないと思っておりました。
「ヤッターマン」のときに予告編を観て、これはやはり絶対観ねばという思いを新たにしたのでした。
実際に観るまでに予備知識はほとんどなく、京大生が青龍会という謎のサークルに入り「オニ」と呼ばれるピクミンのような小さな生き物を使って戦うらしいな~という程度でした。
結局、ストーリーはほとんどそれで全部でございました。
とことん笑える、「しょーもな~」という映画ですが、好きなしょうもなさと嫌いなしょうもなさという点では、大好きなしょうもなさでした。思わず「ゲロンチョリー!」(←「オニ」を操る「オニ語」のひとつ)と言いたくなってしまう、ごきげんな気分で劇場を後にしました。
関西在住者としては、見知った場所があれこれ出てくるのもなかなか楽しかったです。京大を筆頭に立命館、京産大、龍谷大と実在の大学も出てくるし。
自分の大学時代をちょっと思い返したりもして(京都とは似てもにつかない田舎でしたが)。
ともかく、楽しい映画でした。なにも考えずにげらげら笑いましょう。
フギュルッパ!
鴨川ホルモー
by hobomovie | 2009-04-30 20:18 | 日本映画 | Comments(0)