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風の谷のナウシカ<1984>

かれこれ24年前の作品になっちゃいますか。
小学生のとき家族で観に行って、いたく感動した映画のひとつです。
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今さらストーリーを説明するのもなんですが一応書きます。
科学技術発展の結果として世界戦争が起こり、汚染された地球で人類は絶滅の危機に瀕した。その後、腐海(ふかい)という毒性の強い動植物が育つ森に地表のほとんどが覆われてしまった世界を舞台に、民族間の争い、世界戦争に使用された兵器の発見などに巻き込まれながら、腐海と人間の調和を図ろうとする少女ナウシカの命をかけた活躍を描いています。

とても感動的で、何回観てもいいなぁ~と思える作品です。
しかし、映画は全部で7巻ある原作マンガの2巻ほどをまとめた内容のため、原作を読んでしまうと映画がちょっと物足りなく思えるのも事実。

原作ではもっとたくさんの人物が登場し、それぞれの思いや使命が複雑に入り組んでいます。
ナウシカの旅も映画より長く苦しいもので、戦場で戦ったり、仲間を失ったり、もっとドロドロした人間として描かれています。

映画でナウシカがつかみかけていた腐海の役割とは?
腐海が役目を終えるとき人間の存在は?
ヴィレッジヴァンガードの原作本7巻セットには
「これを読まずしてナウシカを語るべからず」
という黄色いポップが付いていました。
まさにその通り!という感じ。
う~ん、腐海、もとい、深いですなぁ。

by hobomovie | 2008-09-07 18:54 | 日本映画 | Comments(0)