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スワロウテイル<1996>

日本映画の転換期っていつ頃はたまた誰だったのかな~とぼんやり考えることがあります。
最近の考えとしては、単に好きというのもあるけどやはり岩井俊二はキーパーソンなのではないかと。
そんな彼を最もメジャーにしたと言えるのがこの作品です。
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アゲハ(伊藤歩)という天涯孤独な少女が、娼婦(Chara)、プー(三上博史)、殺し屋(渡部篤郎)と出会い様々な出来事に巻き込まれるというストーリー。
舞台は過去なのか現在なのか未来なのか、とにかく雑然とした日本。
貧富の差が激しく、治安が悪く、アジアンマフィア(江口洋介)も台頭していて、あながち非現実的とは言えない今日この頃ですが、そういう世界観がすごくリアルに表現されていました。
娼婦グリコはひょんなことからミュージシャンとして活躍することになり、そのYen Town Bandの歌は主題歌にもなってヒットしました。

完全に陰と陽に二分される岩井作品で、ワタシは「四月物語」や「Love Letter」「花とアリス」などほんわかした作品が好きで、何回も観たくなります。
一方この作品や「リリィ・シュシュのすべて」といったダークなものもなかなか観ごたえあり、そういう意味ではやっぱり好きと言えるのかな?
ま、こっちは繰り返し観たいとは思いませんが…マジでつらいっすから…(>_<)

by hobomovie | 2007-12-15 19:00 | 日本映画 | Comments(0)