蟲師<2006>
原作のマンガが大好きで、オダギリジョーも大好きで、しかも監督・脚本は大友克洋ときた!!という具合にワタシの期待はふくらむ一方で劇場へ。映画を観る前のそういうワクワク感は久しぶりに味わったかもしれません。
日本の自然がまだ多く残っていたある時代、様々な自然現象や不思議な出来事は「蟲(むし)」と呼ばれる生命体が関わっていた。それら蟲の生態に精通し、人間に害が及ぶ場合はその問題を解決する「蟲師(むしし)」であるギンコという男性にまつわる物語です。
原作は全体的に淡々と物語が進むのと比べて、さすが実写映画化だけあって全てがナマナマしい。悪夢にうなされそうな映像が次から次へと出てきました。
オダギリジョーのギンコは期待通り、良かったです。彼が求めている、「彼にしかできない役」ですね。全く知らない人がみたら「ゲゲゲ」に見えるんだろうな~という髪形も似合っていました。
ストーリーは、原作のエピソードが盛り込まれてはいるものの、全く違う展開になっていました。ワタシ的には「ぬい」があんまりな状態になっていて、ちょっと悲しい(T_T)江角マキコは良かったんですけどねぇ。
説明的な部分が全くなく進んでいく作品なので、原作を全く知らない人はこの世界についていくのがちょっとしんどいかもしれないなぁと思いました。
by hobomovie | 2007-04-30 20:35 | 日本映画 | Comments(2)
昨日、オダギリジョーの出ている”ゆれる”をみたんですが、そんなにいい俳優さんなんですか。”ゆれる”もよかったけど、ひさしぶりの日本映画でした。この”むしし”(難しい字ですね)もいいなら見てみたいです。
「ゆれる」ご覧になりましたか!
http://hobomovie.exblog.jp/3831106/
オダギリジョー、すごく良かった…ですよね?
ワタシはこの作品を観てから、かなり好きになりました。
「蟲師」は、まず原作のマンガかアニメをちょっと見てみることをおすすめします。それで好きな世界だったら、映画もよろしいかと。