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天才スピヴェット<2013>

いやはや、新年でございますよ。あっという間に12月が終わっていました。まるまるブログをサボってしまいました。どうもすいません…12月は仕事もそれ以外もとってもバタバタで、年末の休みになるまで映画を1本も観られないほどだったのですよ。いわんや、ブログをや。
そんなワタシでございますが、今年もよろしくお願いいたします。
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まだまだ気持ちにも時間にも余裕があった11月、この作品を観に行きました。
映画館で観る作品を選ぶ基準として、最近は「好きな俳優」よりも「好きな監督」の方が重要だと思いますよね、映画好きなら当然かもしれませんけども。
やはり作品の要素の大部分を占めるのが監督で、その世界観は当然次の作品にも引き継がれていくと思うんですよねー。
ということで、「アメリ」以降チェックしているジャン=ピエール・ジュネ監督の新作です。

3Dで観た方がいいという話しも聞きましたが、まー、2Dでもいいんじゃないですかね?ということで劇場へ。ジュネ監督作品としては珍しく、アメリカが舞台のストーリー。

モンタナの牧場で家族と暮らすスピヴェット少年10歳は、論文が専門誌に掲載されるほどの頭脳の持ち主でありながら、学校や家庭でしっくりこない生活をおくっている。双子の弟を銃の暴発事故で失った心の傷が癒えていない。
そんな中、スピヴェットの発明が受賞し、スミソニアン博物館から授賞式の連絡が入る。スピヴェットは家族に内緒で旅立ちの決意をする…

モンタナからワシントンDCまで、突然始まったロードムービー、スピヴェットの運命やいかに?と目が離せませんでした。
スピヴェットは弟の事故現場に居合わせたことからずっと自分を責めていて、家族からの愛と許しをなにより求めているのだけど、それがうまく表現できない…と言うと単なるかわいそうな少年になってしまうけども、スピヴェットも家族も個性的で才能があって、その中での居場所を作る過程の物語でしたね。
それがジュネ節で面白おかしく、おもちゃ箱のような作品になっていました。
軽く楽しめる3D作品という、新しいジャンルを作ったかも知れませぬ。
「アメリ」からフランス的要素とラブストーリーを抜いてもオッケー、という人なら、きっと好き。
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by hobomovie | 2015-01-04 20:55 | 外国映画 | Comments(2)

Commented by ほぉ子 at 2015-01-15 21:59 x
観ましたよ、この作品!
しかもわたしにとって3Dデビュー。 
まるで絵本を読んでいるかのよう。
Commented by hobomovie at 2015-01-20 21:58
ほぉ子さん
3D映画デビュー、おめでとうございます。
いい作品を選ばれましたね。
ちなみにワタシは、「アバター」でした。