鑑定士と顔のない依頼人<2013>

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ジュゼッペ・トルナトーレ監督と言えば、「ニューシネマパラダイス」や「イルポスティーノ」といった人間ドラマものが有名ですけども、「題名のない子守唄」というサスペンスもありまして、とても見応えのある作品であると同時にものすごいどん底を味わわせてもらった作品だったので、今回の新作も楽しみにしてました。

有名なオークショニアのヴァージル(ジェフリー・ラッシュ)は様々な芸術品を鑑定し、オークションにかける毎日。常に手袋をはめ、他人を遠ざけ、孤独な生活をおくるヴァージル。
自宅の隠し部屋には、ありとあらゆる名画の女性像がかけられており、心の底では理想の女性を追い求めている様子。それらの名画は、ただひとりの友人ビリー(ドナルド・サザーランド)をオークションにまぎれこませ、廉価で落札させて集めている。
ある日、クレアと名乗る女性から、屋敷にある美術品・調度品を鑑定してほしいという依頼が舞い込むが、クレアは電話でのやりとりばかりで全く姿を現さない。どうやら屋敷に潜んではいるようなのだが…
一方、作業が進む屋敷の中で、地下室からオートマタ(機械人形)の部品のようなものが見つかり、ヴァージルは修理店のロバート(ジム・スタージェス)に調査を依頼する。さてさて、正体不明な依頼人とその屋敷にある美術品、オートマタの部品、数々の謎の結末は…?

結末を知ってから観ると新たな発見があるというのがウリのようで、半券を持ってったら1000円で観られるらしいです。水曜日のお休みに行ったら満席だったんだけど、そのせいかな??
梅田ではパンフレットも売り切れで、なんばまで買いに行ったですよ。これは人気ってことなのか、パンフレットの版数がもともと少なかったのか…

さてさて、ネタバレをしない主義のまやぞーブログですので感想を詳しく語れないのがつらいところです。
とにかく、よくできたストーリーでした。ヴァージル以外の視点で作ったら、また全然違う印象の作品になるんだろうなぁ、とか想像がふくらみました。
ヴァージルの視点でみると…とにかくせつないエンディングでして。サスペンスというよりラブストーリーの要素が強かったですねぇ。ものすごく、せつない結末でございました。
ジェフリー・ラッシュ、最近はキャプテン・バルボッサ(パイレーツオブカリビアン)の印象が強かったですが、この複雑な人物を演じきって、いい味出してましたね~。
最後にこれだけは言わせていただきましょう。やっぱね…ドナルド・サザーランドには気ぃつけなはれや!
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by hobomovie | 2014-01-18 21:42 | 外国映画 | Comments(0)