予習!予習!!
ちかぢか、台湾へ遊びに行くことになりました。
つきましては、下調べとしてみた2本をご紹介。
その1:悲情城市<1989年>
学生のときバイト先のお姉さんに映画好きな人がいて、しかもヨーロッパ系とかオシャレなものに強い人で、すごく勉強させてもらいました。
その人にすすめられていながらずっとみれてなかったこの作品。
もっと早くにみておけば良かった。
台湾に生きる4人兄弟を中心に太平洋戦争の終結から二二八事件までをえがいているのですが、日本が台湾を統治していたことすら全然意識したことが無かったワタシには、とても衝撃的な作品でした。
かといって過剰な演出は全く無く淡々と出来事が進んで、余計にこれが彼らの日常だったんだと感じさせられました。
聴覚が不自由な三男の役でトニー・レオンが出ています。若い!
旅行ではこの作品にも出てくる九份(キュウフン)にも行く予定なんですが、「千と千尋の神隠し」の舞台でもあるそうで、楽しみです。
その2:台北に舞う雪<2009年>
「悲情城市」を借りにツタヤへ行って偶然見つけた作品。
(ちなみに「悲情城市」は無かったです。ツタヤめ…)
宿泊地は台北なので参考になるかと思ったのに、メインは菁桐(チントン)という田舎町でした…
ストーリーは実にベタな感じなんですけど、主人公のチェン・ボーリンがかっこ良かったのでよしとします。
幼い頃に母に見捨てられたモウは、世話になった町の人々へ恩返しの意味もこめて便利屋をして暮らしている。
ある日声が出ないという女性メイが町にやってきた。
美しいメイと純粋なモウにそれぞれ惹かれあうふたりだったが、メイは失踪した人気歌手だった。
モウの紹介した医者のおかげで徐々に声を取り戻すメイは、ほどなく芸能記者に居場所をつきとめられてしまった…
果たして台湾旅行が無かったら、この作品をみたかどうか自信が無いストーリー展開です。
ちなみに台湾は1年を通して10度を下回らない温暖な気候なので、雪は降りません。
そこが物語のポイントでもあるんですけど、う~ん、もうちょっと活かせたんじゃない?ともどかしい感じ。
ちょうど旧正月が作品のクライマックスで、まさに今の時期なので「やっぱりコートまではいらなさそうだな」とか「マフラーはするんだ!」とか違う目線でファッションが参考になりました。
というわけで予習もばっちり(?)、いってきます!
by hobomovie | 2011-02-07 23:16 | 日々のこと | Comments(2)
「藍色夏恋」のチェン・ボーリンが特に。
キュウフンはいつか訪れたい。
どうかお気をつけて!
チェン・ボーリンいいですねぇ~。
初めてみましたが、朴とつとした青年の役がめっちゃハマってました。
「藍色夏恋」がおすすめですか、今度みてみようかな~。
「シュガー&スパイス」とか日本映画にも出てるみたいなんですよね。
この作品では「台北の冬は雨ばかり」というセリフがありましたが、
実際はどんなんかな~♪
いってきます!
mmm まやぞー mmm