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クラバート~闇の魔法学校~<2008>

d0088211_21191084.jpgさてさて、予告どおり無事に原作を読み終わり、DVDをみました。
サブタイトルやDVDジャケットからすると完全にハリー・ポッターを意識した感じで、まぁそのほうが売れるかもしれないけど、ワタシ的にはもっとドイツを全面に押し出したら良かったのに…と思います。
百年戦争時代のドイツを舞台に、ラウジッツ地方の伝説にもとづいたダークな雰囲気がなかなか良かった作品でした。

ドイツが長引く戦争と疫病で苦しんでいた時代、孤児となった少年クラバートは不思議な夢に導かれ、水車場にたどりつく。
そこでは魔法使いの親方のもとで、11人の職人が働いていた。12人目の職人として迎え入れられたクラバートは、働きながら魔法を教わる弟子となるのだが…というストーリー。

原作ではクラバートが水車小屋ですごす3年間をえがいていますが、映画では少し省略されて1年間のできごととしてまとめられています。親方の正体、新月の夜だけ現れる黒いマントの客、新月の夜だけ動く石臼、職人の死といった謎がちりばめられ、最後までどうなるかわからない展開でした。

映画では、クラバートがカラスに変身するシーンや、村娘との出会いなんかが印象的な映像に仕上がってました。
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そしてそして、この映画をみるに至った最大の動機は主演のダフィット・クロスであります。

ことの始まりは「愛を読むひと」でした。観たいなぁと思いつつ劇場公開で逃してしまいレンタルでみたんですが、なんだなんだこの若手俳優は…他にはどんな作品に出てるのかな?と調べてみたらこの「クラバート」にたどりついたわけです。

「愛を読むひと」も「クラバート」も主人公の成長が大きな軸になっているんですが、ダフィット・クロスは超童顔なのも手伝って伸びしろがあるというか、作品中でものすごく変化しちゃうわけです。そこがすごくいいなと思いました。

その後も1年に1本くらいのペースでは出演しているようですが、日本には全く来てなさそう…小さいドイツ映画なんでしょうかね。
なんて思っていたら、2011年公開のスピルバーグ作品「War Horse」に出るというではないですか!これは楽しみ。その頃には名前の表記もダフィットからデイヴィッドになってるかも…
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by hobomovie | 2010-09-15 21:24 | 外国映画 | Comments(0)

クロッシング<2008>

クロッシング
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2007年の北朝鮮、炭鉱で働く父ヨンス、母ヨンハとともに、11歳の息子ジュニは貧しいながらも幸せに暮らしていた。
しかしある日ヨンハが結核に倒れ、同時に妊娠中であることがわかる。ヨンスは様々な手を尽くすが、妊婦用の結核の薬は北朝鮮ではまず手に入らない。
そこでヨンスは、当面暮らしていける食料を準備し、ジュニに「必ず戻る」と約束して、薬を手に入れるため命がけで中国へ逃れる決意をする…
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韓国の人気監督キム・テギュンが百名以上の脱北者、ブローカー、脱北者支援NGOなどに行ったインタビューと、実際の事件をベースに作り上げた作品です。
ロケは韓国以外にモンゴル・中国でも行われ、特に中国は北朝鮮に友好的な政策をとっているため、必要最低限のスタッフ・キャストでゲリラ的に撮影したそうです。そのおかげもあって、とても緊迫感のあるリアルな映像でした。

フィクションだけど、ドキュメンタリーを観ているようなパワーのある作品で、本当に観て良かったと思います。

ヨンスが旅立った後ヨンハが亡くなってしまい、たったひとりで苦難を乗り越えようとするジュニ。涙無しでは観れません。
全然背景は違うんだけど、「火垂るの墓」の清太と重なりました。65年まえの日本と同じような非常事態が、今なお北朝鮮で起きているという事実。
聞くところによると2007年当時より、状況はさらに悪化しているとか…

パンフレットにはスタッフ、キャスト、ジャーナリストなどによるたくさんの思いが載せられていて、とても読み応えがありました。日本で公開に至るまでも様々な障害があったようで、2年もかかってしまったみたいです。
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最終的に韓国へたどりついたヨンスが「神は南側にしかいないのか!」と感情を爆発させるシーンが、一番胸に響きました。
是非!みなさんも観られたし。
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by hobomovie | 2010-07-17 10:06 | 外国映画 | Comments(2)

精神<2008>

d0088211_953259.jpg岡山市の「こらーる岡山」という精神科クリニックへ通院する患者、医師、スタッフの姿を追ったドキュメンタリー作品。
想田和弘監督による、観察映画第2弾です。ちなみに第1弾は川崎市の市議会議員選を観察した「選挙」ですが、そっちは観てません。

こらーる岡山は古い民家を利用したクリニックで、およそ病院らしくない雰囲気。設立した山本昌知医師は精神科病棟の鍵を取り払う運動の草分け的存在の方なので、あえてこういうところで開院したんだなという気がします。
待合室も、事務所も、診察室も「田舎の親戚んち」という感じで、良くも悪くももっさりしたところでした。
古い家に暮らしたことがある経験者としては、こういう建物はどんだけ掃除してもキレイになった感じがしないんだよね~と思いながら、せっせと掃除するスタッフの姿を観ておりました。
スタッフのみなさんは明るくて熱意があって、とてもいい雰囲気の方ばかりでしたね。

この作品の特筆すべき点は、顔も声も完全にオープンで患者が出演しているところです。監督が患者一人ひとりに自己紹介して依頼しても8~9割は断られ、オッケーした数少ない方が登場します。
やはり精神科クリニックに通院しているということを公表すること、病気と戦う自分の姿を全世界にありのままさらけ出すこと、本人や家族の心情から言えばとんでもない話しですよね。本編中に語られる患者の体験や、映し出される日々の暮らしは、本当に貴重な映像だと思います。

精神障がい者と健常者(この言い方がまず違和感ありますね)の間には厚いカーテンがあって、それはなかなか開かれないという話しが少し出てきますが、全体的にはあるがままを淡々と撮った映像なので、結論的なことは触れられずに終わります。
観る側にゆだねられちゃったな~としばし考えさせられました。
私はそのカーテン=偏見は、お互いを知ることで取り払われるんだと思います。そのきっかけになるような、いい作品を観ました。

こらーる岡山で使われている個人ファイルを模したパンフレット、よくできてます。
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精神
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by hobomovie | 2009-08-22 09:57 | 日本映画 | Comments(0)

セントアンナの奇跡<2008>

d0088211_21243119.jpg「マルコムX」や「ドゥザライトシング」など、黒人ならではの視点で名作を送り出しているスパイク・リー監督の作品ですが、実はリー監督の作品を観るのは初めて。
いわゆる第2次世界大戦モノは色々と観たことがあるけど、黒人のアメリカ兵は出てきたこと無かったな、と気づかされました。黒人には選挙権も無いような時代に、そんな母国のために命をささげるとは実に皮肉。
でも実際に黒人部隊というのはあったそうで、俺はアメリカの未来にかけてるんだ、と黒人兵の1人が言う場面が印象的でした。
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物語の始まりは80年代アメリカで、郵便局員が窓口に現れた男性を突然射殺するという不可解な事件から、その発端となる第2次世界大戦中のイタリアへと移っていきます。
イタリアはムッソリーニ率いる共和国軍、イタリア王国軍、ドイツ軍、アメリカを含む連合軍、民間兵のパルチザンによって混乱状態に陥っており、この作品では特にドイツ軍と連合軍の戦いが描かれています。
戦闘やドイツ軍の侵略のシーンはリアルで胸が痛みました…

ストーリーのほとんどがイタリアの田舎村で、ヨーロッパ映画のような雰囲気でした。イタリア映画が得意とするような、かわいい少年も出てくるし。
結末は若干ハリウッド映画的で受け入れにくい部分もありますが、見ごたえのあるいい作品でした。

セントアンナの奇跡
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by hobomovie | 2009-08-16 21:29 | 外国映画 | Comments(0)

チョコラ!<2008>

d0088211_21305385.jpg「チョコラ」とはスワヒリ語で「拾う」を意味し、生活のためくず拾いをするストリートチルドレンを侮蔑的に示す。スイートなラブストーリーかなんかを連想させる言葉の響きにだまされるとえらいメにあいますね。

この作品は、ケニアのストリートチルドレンを日本人監督とカメラマンの2人で追ったドキュメンタリーです。「モヨ・チルドレン・センター」という日本人女性が設立したNGOを中心に、数十人のストリートチルドレンたちの姿を追っています。

アジア人が立っているだけで目立ってしまうケニアの街中で、日本人がまわしているカメラに子供たちの全てが映っているわけでは無いと思うけど、そんな一部の映像でも充分衝撃的な作品でした。
もともとはサカキマンゴーさんが音楽を担当しているということで知った作品でしたが、観て良かったと思います。
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数年で命を落としかねないストリートでの生活(登場する少年の中で、撮影後に亡くなった子もいます)と、そうせざるを得ない背景は子供たち一人ひとり違っていて、同じ時代を生きているのにこの違いは…と考えさせられました。私たちが暮らす日本にも、路上で生活せざるを得ない人たちはいるんですが…同じように根深い問題です。
ドキュメンタリー映像の持つパワーを、改めて感じた作品でした。
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by hobomovie | 2009-07-26 21:32 | 日本映画 | Comments(2)

マンマ・ミーア!<2008>

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ブロードウェイミュージカルであり、日本では劇団四季の演目でもある「マンマ・ミーア!」曲は全編ABBAのヒット曲、主演はメリル・ストリープときたら、面白くないわけなかろう、という作品です。

ギリシャの小さな島でホテルを経営する母娘ドナとソフィ。ソフィは父親を知らず育ったが、ドナの若い頃の日記を読んで父親候補が3人いることを知る。結婚式でバージンロードを父と歩くという夢をかなえるため、3人をこっそり招待したのだが…というストーリー。
ほとんど予備知識無く観たので、誰がソフィの父親なのか?結婚式は無事に行われるのか?と、エンディングまでどうなるかわからず楽しめました。

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しかしストーリーどうこうより、ミュージカルシーンがすごく良かった!パンフを読むとメリル・ストリープは「エビータ」もやりたかったくらいミュージカルが好きな人なようで(エビータは結局マドンナがやった)、ほんとにこの役がやりたかったんだーという嬉しさがあふれております。ABBAの曲は知らないものもあったけど、どれもストーリーにぴったりで良かったです。

父親候補の中に元ジェームス・ボンドのピアーズ・ブロスナンがいるんですが、あの甘~い!マスクでどんなに素敵に歌うのかと思いきや、歌はあまりうまくなくてちょっと期待はずれでした。いや、決してヘタなわけじゃなくて「普通」なんです。こっちが期待しすぎただけか。

そろそろDVDも出る頃でしょうか。
これから観る人は、最後のカーテンコールもお楽しみに!
マンマ・ミーア!
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by hobomovie | 2009-04-25 10:43 | 外国映画 | Comments(0)

ベンジャミン・バトン-数奇な人生-<2008>

d0088211_1943210.jpg80歳で生まれ、若返っていく数奇な人生を生きた、ある男の物語。フィッツジェラルドの短編小説を監督デビッド・フィンチャー、主演ブラッド・ピットで映画化ということでとても気になっていました。3時間弱という上映時間も気にならないくらい引きこまれる物語で、みごたえのある作品でした。

ベンジャミン・バトンは1918年ニューオリンズ生まれ。赤ちゃんでありながら80歳という状態で生まれたため父親から見放され、老人ホームで住み込みで働く黒人の両親に育てられる。
運命の女性デイジーとの出会いや第二次世界大戦を経て、どんどん若返っていくベンジャミンの人生やいかに!というストーリー。

脚本がエリック・ロスということもあって、「フォレスト・ガンプ」と比較されることが多いようですが、フォレストの方が歴史上の有名人とどんどん関わってポジティブな人生をおくった一方、ベンジャミンは徐々に若返っていく人生について常に不安を抱え、よりシリアスだと思います。
どちらも「人との出会い」がテーマになっている点は共通していますが、ベンジャミンの場合時間の進み方が自分だけ違うということで、どんな出会いも悲しみがつきまとう感じです。

「セブン」や「ファイトクラブ」を撮ったデビッド・フィンチャーだけにもっとダークな展開も覚悟していたんですが、そこはやはり作品に合わせて、押さえてあった感じ。

映像的には老人の赤ちゃんから始まってCG・特殊メイク満載ですが、全く違和感無く観れました。圧倒的な質と量の映像なので「どうやって撮ってんのかな」という疑問をさしはさむ余地も無く、俳優陣も実際の姿で演じているのはほんの数シーンなんだろうなと思います。

ブラッド・ピットは「リバーランズスルーイット」を思い出させる格好よさでしたねぇ。ジェームス・ディーンの再来と言われていたもんだった。懐かしいです。

ベンジャミンの名字である「Button」は日本語で言う「ボタン」と同じつづりで、ベンジャミンの本当の父はボタン屋さん。字幕では「バトンのボタン」と表記されていたけど、実際は「ボタンのボタン」なんでしょうかね。どうでもいいですが。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生
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by hobomovie | 2009-03-05 19:44 | 外国映画 | Comments(0)

K-20 怪人二十面相・伝<2008>

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K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝
北村想の小説「怪人二十面相・伝」の映画化。
江戸川乱歩の明智小五郎、小林少年&少年探偵団、そして怪人二十面相というキャラクターを使って、新しい世界を描いた面白い作品でした。

第二次世界大戦が回避され、日本は異なった歴史の道を歩んでいる。その首都である「帝都」を舞台に、怪人二十面相と間違われた青年・遠藤がたどる運命やいかに!?

原作の小説はもとより、二十面相シリーズすらきちんと読んだことがないワタクシですが、充分楽しめる作品でした。というより、二十面相シリーズに詳しい人なら結末が読めちゃったんじゃないかと思うので、むしろ知らなくて良かったって感じかもしれません。アクションや映像もすごかったけど、二十面相は誰なのかという謎解きも楽しめました。

パラレルワールドというか、異次元の日本という設定が面白かったし、遠藤の金城武、羽柴財閥の令嬢松たか子がハマり役でした。全体的に「ありえね~」という世界で台詞まわしも芝居臭く演出されていて、それはそれで作品の雰囲気と合っているんだけど、ど~うも明智小五郎役の中村トオルだけは、なんだかやりすぎ感があったような。好みの問題ですかね。

んーあとタイトルも「K-20」てのは余計だったのでは!?という気がなきにしもあらず。「怪人二十面相・伝」の方がわかりやすくないですかね。「K-20」ってどう読んでいいかもわからないし、人に話してもピンとこなくて「あのほら、怪人二十面相の」と言い直さないといけないし。映画は口コミで観客動員が左右されるとも言いますから、タイトルも大事でしょう。

オープニングで製作のROBOTというマークが出てきて、気になって調べると「undo」や「Love Letter」といった岩井俊二作品やら、「ZOOKEEPER」というパズルゲームを作った会社でした。ワタシの好みのツボを押さえられていて、ちょっとびっくり。
「つみきのいえ」という絵本も知らずに買ってましたし。
ちょっと前は「踊る大捜査線」やら「海猿」やら、むしろ敬遠してる作品たちも作っておられますが。これからも、ちょっと気にしてみようかなと思います。
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by hobomovie | 2009-02-01 23:02 | 日本映画 | Comments(3)

地球が静止する日<2008>

お正月映画のSF大作を観てきました。

ニューヨークに巨大な球体が着陸し、中から人間のような生命体クラトゥ(キアヌ・リーブス)と彼に従うロボット・ゴートが降りてくる。軍隊の発砲により傷ついたクラトゥは意識が戻ると、彼がやってきた目的について人類の代表者達と話し合うことを求めるが、アメリカ政府は応じず彼を拘束し、クラトゥおよびゴートについて解明を急ぐ。地球外生物の権威として招集された大学教授ヘレン(ジェニファー・コネリー)は脱走したクラトゥと行動を供にし、彼の本当の目的を見極めようとするのだが…というストーリー。

SF小説を原作とする「地球の制止する日(1951)」のリメイク(この微妙な邦題の差は意味があるんだろうか)ということで、ストーリーはしっかりしてるんだろうなぁという期待と、予告編で観た地球が攻撃される映像を楽しみに劇場へ。
最近の出演作を全く観ていないので、ジェニファー・コネリーがどうなってるんだろう~というわくわくもありました。

キアヌ・リーブスは「マトリックス」や「コンスタンティン」でみせたようなクールな役柄で、はまり役でした。ジェニファー・コネリーも年いったなぁ~と思いつつも美しさは相変わらずでしたし、ヘレンが育てている血のつながりの無い息子ジェイコブ(ジェイデン・スミス)もいい味だしてました。

「ナウシカ」に出てくる巨神兵のようなゴートや、「ノアの箱舟」のように種を保存する役割を果たす球体、地球への攻撃などもみごたえあり(厳密に言うと地球ではなく人類を攻撃している!というのがよくできてた)。

ただ、ストーリーだけはちょーっと残念。人類は地球に悪影響を及ぼし、限界に達しているから滅ぼされるのだという状況でヘレンが「私たちは変わることができる!」と言うオバマ新大統領のようなセリフやら、考えさせられるテーマではあったんですがねぇ。
なんだかもったいないぜ…
結局「え!?w( ̄Д ̄;)w」と腰砕けなラストでございました。
やはりキアヌ様にゃあ時々裏切られちゃいますなぁ~
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地球が静止する日
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by hobomovie | 2009-01-19 22:30 | 外国映画 | Comments(0)

おくりびと<2008>

d0088211_21363860.jpg東京の小さなオーケストラでチェロ奏者をしていた男性・小林が、オーケストラの解散と同時に妻を連れて故郷・山形へ戻る。
内容が良くわからないまま募集広告を見て応募した会社は、納棺師という職業だった。短時間で高給ということもあり、妻に内緒で遺体を棺に納めるこの仕事を始めるのだが…というストーリー。

死、葬儀、納棺、親子のつながりといった重いテーマを扱いながらも全編コメディタッチで、楽しい作品でした。特に小林が旅行会社と勘違いして応募し、納棺の現場に有無を言わさず連れて行かれるあたりは笑えました。

しかし葬儀のシーンもたくさん出てくるので、身近な人を見送った経験がある人は胸に迫るものがあると思います。隣に座っていた30代くらいの男性が号泣していて、思い出と重なるんだろうなぁと思いました。

欲を言うと納棺師という職業の受ける差別や偏見、小林と父のつながりといったところにもう少し踏み込んで欲しかったかなぁという感じです。少々ラストがあっけないような。

小林役の主演が本木雅弘、妻役が広末涼子、納棺師の社長が山崎努で、どれも素晴らしかったです。

小林は高価なチェロを生活のため売り払い、戻った山形では子供の頃使っていたチェロを弾くシーンがあります。母と自分を捨てて家を出た父を恨んでいるものの、父が大好きだったというチェロ曲を弾くところがすごく良かった。
なんていう曲かな~と気になったんですが、作品の音楽を担当している久石譲のオリジナルのようです。最近では「めがね」に並ぶ、耳に残るいいメロディでした。
どちらも公式ホームページで流れています。

おくりびと
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by hobomovie | 2008-11-24 21:45 | 日本映画 | Comments(0)