ジャージー・ボーイズ<2014>

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小学校高学年くらいだったか、オールディーズにハマッた時期がありまして。その時フォー・シーズンズと言えばとにかくボーカルのハイトーンヴォイスが印象的で、もちろん大ヒット曲「シェリー」は好きでした。
他にはタイトル忘れてしまっていたけど聴いて思い出したのが「Big Girl Don't Cry」という曲でした。ちなみに邦題「恋はヤセがまん」(笑)です。「Walk Like A MAN」に至っては「恋のハリキリ・ボーイ」ってどうなんだか、当時の若者たちはみんなこのタイトルでなじんでたんでしょうかねぇ。

さてさて、数々の傑作を送り出しているクリント・イーストウッド監督の最新作は、このフォー・シーズンズを取り上げていて、初のミュージカル映画ってことで楽しみにしてました。
もともとトニー賞もとっているような舞台の映画化ということは知らなかったので、主役のフランキー・ヴァリを演じたジョン・ロイド・ヤングの歌唱力にはびっくりでした。
どっちかっていうと歌手がメインのお方なようですね。「glee」にも出ていたとは知らなんだーチェックしなくちゃ。
フォー・シーズンズの他の3人も舞台のキャストを引き継いでいて、知らない人ばっかりだったけどみんなすごく良かった。

ストーリーは、ニュージャージー州の若者4人がバンドを組んで成功するまでのサクセスストーリーがメインだけども、音楽がさわやかポップスなのに本人たちはまぁまぁワルだったりして、そのギャップが面白かったです。
「シェリー」に至るまでがひとつのヤマでしたね。

でも大きな成功を手にするとその代償がやってくるのがショービズ界の常でして。苦境を乗り越えて「Can't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)」(また恋かよ!という邦題ですな)がバーンと出てくるところが、ふたつめのヤマで盛り上がりました。

あと、エンディングがめっちゃかっこ良かったです。ミュージカル好きには大満足でございました。「タモリ倶楽部」の曲も出てきたし。
フォー・シーズンズ、改めて聴きたくなりました。

映画の中にも出てきたけど、エド・サリヴァンショーって前にNHKでやってたんだよなー黒柳徹子がナビゲーターで。またやってくんないかなー。
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# by hobomovie | 2014-10-13 16:56 | 外国映画 | Comments(0)

最近レンタルした作品たち。

最近、お休みが飛び飛びで家にいることが多く、ツタヤが旧作100円という条件が重なり、ずっとみのがしていた作品をみることができました。
どれもなかなか面白かったです。題して「劇場でみとけばよかった…て思うぐらい面白かったシリーズ」。

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エンジェル・ウォーズ<2011>
どうにもこうにも、どん底に暗いストーリーの中、主人公の少女ベイビードールが描く仮想世界の演出はとびきりかっこ良かったです。
ザック・スナイダー監督お得意の、アニメアニメしたスタイリッシュな映像。内容はぐちゃぐちゃな殺し合いなんですけどね…
ベイビードールが超ミニスカのセーラー服に日本刀、ストラップじゃらじゃらの銃で戦うという設定なんですが、やはりスナイダー監督も日本のアニメ文化がお好きなのですね。
ストーリーが穴だらけとかテレビゲームかよ!とか数々の酷評を受けている作品のようですが、ワタシは結構、キライじゃないぜ。
ベイビードールの仮想世界と現実がリンクしていくところとか、よくできてたと思うし。そもそも、そうすることでしか現実から逃れられないほど追い込まれているということとか、結構深いと思うんですけど。

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スーパー8<2011>
SF版スタンド・バイ・ミーというキャッチフレーズがまさにどんぴしゃな、子役たちが輝いてる作品でした。
スピルバーグを始めとしたスタッフみんなが、8mmカメラを持って映画を撮っていた少年時代の思い出を昇華したという感じ。
スタンド・バイ・ミーは最終的に死体は出てこなかったような?覚えがあるんですけど、こっちゃあJJエイブラムスがそんなステキ演出をするわけもなく。
えー!っていう恐ろしさのエイリアンがバンバン出てきます。
前半は胸キュンの青春ストーリー、後半はクリーチャーものを体験できる、ひとつぶで二度おいしい作品。これまたキライじゃないぜ。
その後「マレフィセント」でオーロラを演じていた、幼き日のエル・ファニングがかわいかったです。他の子役も良かったな~。

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バタフライ・エフェクト<2004>
タイムループもの、というとよくこの作品が引き合いに出されているので、みたかったんですよねー。
今までになかったタイプのタイムトラベルもので引き込まれましたが、ラブストーリーということに重点を置いてみたほうが楽しめますな。
もっと絶望的な結末を予想していて、はっワタシったらなんて事を…と我にかえったエンディングでした。
主演のアシュトン・カッチャーはその後デミ・ムーアと結婚して離婚した人という印象しかなかったですが、最近の「スティーブ・ジョブス」は熱演だったようですね。みてませんけど。

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縞模様のパジャマの少年<2008>
「ヒューゴの不思議な発明」「エンダーのゲーム」でとびきり印象的だったエイサー・バターフィールドくんの出世作ということで気になってました。
いや~すごいです、エイサーくん。この目力ハンパないっす。
ストーリーはちょっと唐突すぎる感じもありますが、エイサーくんはじめ役者がみんな良くて、泣ける映画でしたね。
お父さん役の人は、ハリーポッターの狼男先生の人でしたね。

映画は劇場で!派のまやぞーですが、たまにはレンタルで面白い作品にであうのもいいですね。
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# by hobomovie | 2014-09-23 20:24 | 外国映画 | Comments(0)

サンシャイン♪歌声が響く街<2013>

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この夏は観たい映画がたくさんあってたくさん観たんですけども、ブログが全然追いついてません。
もう9月か…早い早い。

スコットランドを舞台に、スコットランドの国民的人気ミュージシャン・プロクレイマーズの曲を全編使用したミュージカルということで、テレビや新聞に取り上げられているのをみて楽しみにしてました。
いや、プロクレイマーズは全く知らなかったんですけども。
ミュージカル好きとしては、スコットランド版マンマミーアというキャッチフレーズにはかなり魅かれますよね。

物語は兵役を終えてリースの街に帰ってきたデイヴィとその妹リズ、二人の両親ロブとジーンが中心。
デイヴィはリズの友人イヴォンヌと恋に落ち、これからの人生を見つめなおす。
リズはデイヴィの友人アリーとつきあっているもののリースの街から出て、自分の可能性を試してみたいと思っている。
ロブとジーンは結婚25周年を迎える平凡な夫婦だが、ロブに24歳になる隠し子がいることがわかり、波乱の予感。
家族4人の生活は、これからどうなっていくのか?というストーリーに、プロクレイマーズの曲が完全にリンクしていました。

曲も演出も良かったし、今まで見たことも聞いたこともなかったリースという美しい街がステキでした。
原題は「Sunshine on Leith」というタイトルで、2007年から上演されている舞台の映画化でした。
ロンドンに行ったときミュージカルをみましたけど、全然気が付かなかったなぁ。まぁ、「ウィキッド」しか考えてませんでしたが。

ジーン役のジェーン・ホロックスは「リトル・ヴォイス」でLVをやってた人か!とパンフを見て気づく。あの作品のときほどのパワーは無かったかな?という感じですが、チャーミングさは相変わらずでした。
ジーンの同僚役でジェイソン・フレミングが出てたのは「ロック・ストック」好きには嬉しいポイントでしたが、監督もあれに出ているデクスター・フレッチャーだったと、これまたパンフを見て気づく。
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サントラは輸入盤しかないようですが、ぜひ手に入れたい今日この頃です。
クライマックスシーンは、期待通り良かったな~♪

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# by hobomovie | 2014-09-06 22:49 | 外国映画 | Comments(0)

オール・ユー・ニード・イズ・キル<2014>

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なんだかんだでトム・クルーズの作品はよくみてるワタシですが、特にファンってわけではないのです。いやマジでマジで。
作品の規模が文句なく世界最高水準なもんで、まぁ見たこともない景色をいつも見せていただいております、トム様。

さて今回の作品は、予告編をみて「おっ」と気をひかれ、原作が日本のライトノベルだっていうのでさらに観てみたくなりました。
原作もちょっと気になりますが、ライトノベルなので読みやすいんでしょうねぇ。映画では原作のちょっと萌え~な要素がなくされているそうで、タイトルが「Edge of Tomorrow」に変えられていたり、ハリウッドナイズされているようです。

ストーリーは、地球を襲うエイリアンと世界規模で戦う軍隊の話しなのですが、トム様がまず実戦経験の全くない広報担当という情けない軍人なところから始まり、あれよあれよという間に最前線へ送られてしまい、あっという間にエイリアンの餌食になって死んでしまうというびっくりな展開。

あらららら~と思っていたら、なんとトム様、エイリアンの攻撃を受けたとき偶然にもタイムループ能力を身に着けており、何度死んでも死ぬ前日からやり直しになるのです。
何度もやり直す中で強くなっていき、仲間を得るトム様。おっとトム様の役名はケイジでした。

ケイジが得る仲間とは伝説の戦士リタなのですが、今まで「プラダを着た悪魔」のイジワルな同僚のイメージが強かったエミリー・ブラントが演じていて、あまりの違いに驚きでした。
こんなアクションもできるお方だったんですねぇ。
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全体的にゲームっぽい展開の作品で「なんでやねん!」とつっこみたくなるポイントもあるにはありましたが、先がどうなるんだか予想できなくてドキドキしたし、トム様かっこよかったし、舞台がヨーロッパなのでザ・アメリカ映画!的な雰囲気がやや薄れてたし、もちろん迫力満点で、劇場で観て良かったな~と思う作品でした。

タイムループものとしてすごく良かった「ミッション:8ミニッツ」ほどではないものの、時空を超える者独特の切なさはちょっとあったでしょうかね。
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# by hobomovie | 2014-08-17 23:15 | 外国映画 | Comments(0)

グランド・ブダペスト・ホテル<2014>

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ワタシに負けず劣らず映画好きの兄が早くから注目していた作品だったので、ちょこちょこ情報を仕入れてはいたのですが、公開になって改めてサイトやらをみてみると、なにこれめっちゃおもしろそうやん!!ということで、いそいそと劇場へ。

東欧の架空の国・ズブロフカ共和国を舞台に、豪華なリゾートホテル「グランド・ブダペスト」とそこにいた伝説のコンシェルジュに関するエトセトラ、小粋なストーリーを楽しみにしていました。
期待通り全編すごく凝ったセットや衣装に彩られ、とてもオシャレな作品でした。
ウェス・アンダーソン監督はアメリカ人なのに、舞台がヨーロッパだからということでは片づけられない、ヨーロッパ映画の雰囲気がある作品を作りますなー。
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そんなシャレオツな雰囲気ながらも、大筋は第二次大戦を経てすっかり荒れてしまったホテルの歴史と、殺人事件もからんだミステリーでして、テンポもよくておもしろいストーリー展開でした。
まさか脱獄モノの要素まで入って来るとは思わなんだ。

あと忘れてはいけないのは、タイトルの通りグランド・ホテル方式にならってオールスターキャストも大きなみどころです。
といっても、ハリウッドの第一線でバーンと活躍してるようなわかりやすい有名どころではなく、名脇役とでもいいますが、もちろん主演をはれる人もたくさんいるんだけど、ひとクセもふたクセもあるメンバーなのがいいですね。レイフ・ファインズ、エイドリアン・ブロディ、ジュード・ロウ、ウィレム・デフォー、シアーシャ・ローナン、エドワード・ノートン、レア・セドゥ、ビル・マーレイなどなど書ききれませーん。個人的には、物語の中盤にハーヴェイ・カイテルが登場した時には、キター!!と盛り上がりました。
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# by hobomovie | 2014-07-30 22:26 | 外国映画 | Comments(0)

ノア 約束の舟<2014>

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「ノアの方舟」の物語といえば世界を滅ぼした洪水と、神の言葉を信じて方舟を作ったノアとその家族、方舟に集められた動物だけが生き残るというストーリーで、それが今のCG技術とラッセル・クロウ主演でどんな風に描かれているか楽しみにしていました。

旧約聖書ものの映画って、最近はあまり観ませんねぇ。子どものころ「十戒」をテレビでみて、結構面白かった記憶があるのですが。広く知られすぎてる物語だけに、今さら映画化するのが難しいんでしょうか。

そして今回の「ノア」はというと、あれこれ新しいエピソードがくっつけられていて、本筋がぼやけてしまうほどでした。
ある意味新鮮と言えないこともない。

思えばラッセル・クロウは「ベン・ハー」のような「グラディエーター」にも出てたことだし、第二のチャールトン・ヘストンとしてシンプルに聖書どおりのストーリーでも十分感動巨編が描けたんではないかと思うんです。
しかしこのノアさん、あれこれ悩むのは当然なのですが、最終的にやっと降り立った台地で収穫したブドウでワインを作り、酔っ払って自暴自棄になるあたりはどうなんでしょうね。本当に必要だった?このシーン、という感じです。

ノアさんは動植物だけで平和な地球を取り戻すのがこの洪水の意義であり、神に背いた人間は滅びるべきだと信じています。新しい世界に動物たちを導くためだけに、自分たちは選ばれたのだと言うのです。うーん、これは新しい。
最終的には人間は神にやりなおすチャンスを与えられたのだと考え直すのですが、それまでに次男が連れて逃げようとした女性を見殺しにするわ、孫を殺そうとするわ、むちゃくちゃした挙句ただの酔っ払いになるという。
しっくりこないわ~。ノアさん、しっくりこないー。

ということで、感動スペクタクル巨編になる可能性は十分あった作品でしたが、きょとーんで終わってしまったのでした。とても残念です。

ノアの周りで様々な奇跡が起こるところは唯一と言ってもいい感動ポイントでした。動物たちが方舟に集められるシーンはフルCGだと思いますが、みごたえありましたね。

あとワタシは方舟で8人助けられるということを知っていたので(「船」という字の元になっているとか)、ノアの家族は6人だけどどうなるのか…あ、次男が女性を連れて…来ない、密航者がいて7人、なるほど子どもが生まれて8人…と思ったら双子!?と、ある意味ハラハラした展開でした。結局、本筋からしたら人数なんてどうでもいい感じだったんですけどね。
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# by hobomovie | 2014-07-03 10:42 | 外国映画 | Comments(0)

ヴァンパイア<2012>

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岩井俊二はドラマ「ifもしも(打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?)」の頃から好きな映像作家で、特に「Love Letter」や「四月物語」なんかのほんかわした作品が好きです。
彼が「花とアリス」以来8年ぶりの長編映画を監督して、全編英語&カナダロケ、ヴァンパイアがテーマということで、これは「リリィ・シュシュ」系のダークサイド作品だな…と覚悟を決めて劇場へ。

果たして、ミニシアター系の映画館はガラガラでございました。
実際、作品はというと超・ダーク&ヘビーな内容でしたね。

物語はのっけから自殺志望の女性から血を抜いていく男性が登場してびっくりな展開でしたが、その男性は高校教師のサイモン(ケヴィン・ゼガーズ)で、病気の母(アマンダ・プラマー)と二人で地味~に暮らしている。
言うなれば猟奇的殺人事件の犯人なわけで、母親の扱い方も病的だし、こりゃヴァンパイアというより病んでる人間が主人公なのでは…それにしても次々と女性の血液を抜いていくから気持ち悪くなってきた…とつらい状況で観ていました。

サイモンが女性の血液を飲んで吐くシーンがあったりなんかして、ますます気持ち悪くなりながらも観ていると、あらあら不思議このサイモン青年にいつの間にやら感情移入してしまい、彼のことが世間に知れてしまうのではないかとハラハラしてきました。

彼の行為は絶対許されないものだし、彼自身もちっとも魅力的ではないのだけど、社会から疎外されているマイノリティという点で応援してしまう…のかなぁ。本当に、不思議な映画でした。
彼が本当にヴァンパイアだったのかどうかも、不思議なままです。

ちなみに、日本からの交換留学生という役で蒼井優が唯一日本人キャストとして出演しています。彼女の芝居は最近のドラマとかでは若干くどいな~という印象でしたが、岩井作品では活きますね。
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# by hobomovie | 2014-06-22 19:19 | 日本映画 | Comments(0)

アメイジングスパイダーマン2<2014>

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アンドリュー・ガーフィールドに代替わりしたスパイダーマンシリーズ、2作目の登場です。
すっかりスパイダーマンが板についたピーター・パーカーですが、相変わらずうじうじと悩みながらもバッタバッタと悪を倒すご活躍。
なぜそんなに悩んでいるかというと、愛する彼女グウェン(エマ・ストーン)の父がスパイダーマンの正体を知り、今際の際で「娘に近づかないでくれ」と訴えたから。アンドリューの涙目が大好物のワタシにはいい展開ですけども、もっとカラッとしたヒーローものがお好みな方は、えぇいはっきりせい!とイライラするかもしれません。
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しかし今回の作品、そんなピーターのうじうじした悩みなんてかすんでしまうほど、いろんな出来事が盛りだくさんあってお腹いっぱいでございました。
まずはピーターの両親について、その死やかかえていた秘密などが明らかに。父ちゃん母ちゃんがトム・クルーズ並みのアクションを披露してのっけからビックリ。
オズコープの社長からその息子へ引き継がれる呪われたDNA、ピーターの親友だったハリー(ディン・デハーン)がどうしてグリーンゴブリンになってしまうのか。有名なエピソードではあるものの、新たな展開がありましたな。
ハリー役の俳優さんは初めてみたけど、若き日のレオナルド・ティカプリオを彷彿とさせる繊細さがあって、これから楽しみです。
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こないだ「ウォルト・ディズニーの約束」というほんわかした作品で観たばっかりなので、ライノなんつーザコキャラになってしまったポール・ジアマッティさんにも驚かされました。
ピーターとグウェンがむかえる結末も、アメコミを知ってる人には当然の展開なんでしょうけども…そう聞いてたけども…せつないでございますね。

そしてそして、今回のメイン悪役はアカデミー俳優ジェイミー・フォックスが演じるエレクトロ。元々オズコープ社で働いていたサエない電気技術者が、事故によって体内に電気を帯びてしまい、心に抱えていた闇が怒りへと変化・増幅してしまうというやるせなさ満点の悪役でした。
エレクトロになってしまう前のサエなさっぷりが半端なくサエてなくて、ジェイミーの役者魂を感じましたね…

全体的には、前作同様マンガっぽいノリとスピーディさがあって、面白かったです。ワタシは2Dで観ましたが、3Dだとテーマパークのアトラクションのような楽しさがあるんではないかと。

とまぁこんなに盛りだくさんにしちゃって、次回作大丈夫?という気もしますが、まだまだ登場してないキャラも多々ありますのでね。MJさんは出てくるんでしょうかね。
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# by hobomovie | 2014-05-26 10:50 | 外国映画 | Comments(0)

キャプテン・フィリップス<2013>

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先月韓国でフェリーが転覆、沈没してしまうという事故がありましたが、そのニュース映像の中で衝撃的だったのは、一目散に逃げる船長の姿。
犠牲になった大勢の乗客のことを思うと怒りを覚えるとともに、この映画をみやがれ!と言ってやりたい。

トム・ハンクスの映画に大ハズレなし、という思いを新たにした、みごたえたっぷりの作品でございました。

2009年4月、オマーンからケニアへ物資を運ぶアメリカの貨物船マースク・アラバマ号は、わずか4人のソマリア人海賊に占拠されてしまう。
20人の乗組員を救うため、フィリップス船長は海賊の人質となるのだが…というストーリーはまとめると簡単なんですけども、すごい点が数々ある作品でした。

まずはこれが実話をベースとしている点がすごい。映画公開時に実物のフィリップス船長をテレビで見たりしてそのお元気な姿を確認しているものの、どうやっても助かりそうにない展開でしたよほんと。

それから、ソマリア人海賊を演じた人たちがすごい。役者ではなく、ソマリア系アメリカ人の素人対象にオーディションを行って選ばれた人たちなのです。彼らが海賊行為に身を投じる背景も描かれていて、さらにリアルになっておりました。
もうとにかくね、常にどなっていて全然話が通じない感じなんですよ。それがすごく怖かった…
フィクションでありながら、ドキュメンタリーを観ているような錯覚に陥りました。
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そして一番すごいのは、キャプテンの決断力です。人質になってしまうのは最後の手段でどうしようもなかった結果であって、そこに至るまで船長として、様々な決断をする場面があるわけです。
息つくひまもないストーリー展開なんですが、立派な船長の姿に胸が熱くなりました。船長ってすげーと、心から思いましたよ。
しかし、残念ながら船長にも色々あるんだ…と最近は思ってますけどね。

最後にもうひとつ、アメリカ海軍が本気出したらすごいってことを付け加えておきましょう。ネイビーシールズって本当に、こんな映画みたいなことやるんやな…!(まぁ、映画なんですけど)
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# by hobomovie | 2014-05-11 21:17 | 外国映画 | Comments(0)

ウォルト・ディズニーの約束<2013>

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4月から職場が変わって、ときどき土日出勤&ときどき平日休みがあるようになりました。
そして初めて水曜日の休み。
ここはやはり映画でしょう、ということで「それでも夜は明ける」「フルートベール駅で」などの候補がありつつも、9:15からの「ウォルト・ディズニーの約束」を観ることにしました。
ちょっとお疲れモードなんで平和なお話のほうがいいし、ネットの評判もいいようだし。もちろん、メリー・ポピンズも好きだし…と楽しみに眠りについたんですが、目が覚めたら8:30!!
いや~わが目を疑いましたね。いくら映画館まで3駅とはいえ、軽くあきらめかけましたね。
でも公開からけっこうたっちゃったし、今観ておかねば後悔しそうなので頑張りました。
そして、それだけ頑張った甲斐のある作品でございました。

「メアリー・ポピンズ」の作者P.L.トラヴァース(エマ・トンプソン)は20年にわたって、ウォルト・ディズニー(トム・ハンクス)からの映画化交渉を断り続けていた。
トラヴァースの希望する実写映画化という条件をディズニーがのんだこと、トラヴァース自身の経済状況が苦しくなってきたこと、などの出来事が重なり、ついにトラヴァースはディズニー待つロサンゼルスにやってくる。
脚本家、作曲家たちはかたくなな彼女との悪夢のような打ち合わせを始めるのだが、ディズニー側が提案するあらゆることに難癖をつけ、自分の要求を曲げないトラヴァース。
本当に映画化を望んでいるのか?いっそ、話し合いが決裂することを目論んでいるのでは?と思わせるほど。
さてさて、あの名作はどうやって生まれるのやら…

映画の冒頭で代理人ラッセル(この人絶対どこかでみたことあるんだけど、パンフにもネットにも名前が出てません…あー気になる!)から経済状況の悪さを指摘され、「家を失うわけにはいかない」とLA行きを決意するあたりから、トラヴァースが少女の頃、家族で家を追われ、田舎へ移り住むシーンが同時進行していきます。
田舎の銀行員となった父(コリン・ファレル)がアルコールが原因で身を持ち崩していく様子が描かれ、父との関係が彼女の人生に大きな影を落としていることが、徐々に明らかになっていきます。

他にもトラヴァースをLAで迎え、少しずつ親しくなっていった運転手・ラルフ(ポール・ジアマッティ)とその娘のエピソード、ディズニーとその娘や、ディズニーとその父の関係など、映画「メリー・ポピンズ」製作裏側を描きつつも「父と子」が大きなテーマとなっていて、どえらい感動が待っている作品でした。
いやー予想外。ほんと、頑張って観に行って良かった!!

原題は「Saving Mr.Banks」で、今回はこっちの方が作品に合ってたかなーと思いますね。
「ウォルト・ディズニー」とついている方が日本人ウケが良かろうということなのかもしれませんが、せめて「メリー・ポピンズの約束」の方がしっくりくるなー。

メアリー・ポピンズ好きは絶対観ないといけない展開も多々ありますですよ。
トラヴァース一家が本当に困ったときに現れる大叔母さんのエピソードはかなりツボでした。
もちろん最後には映画が完成するわけで、実際の映像が出てくるところもすごく良かった。
ネットで言われてる通りワタシもみたくなっちゃって、レンタルして帰りましたよ。
今までは「2ペンスを鳩に」が好きでしたが、この作品以降は「凧をあげよう」が泣けてきます…

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# by hobomovie | 2014-04-26 22:45 | 外国映画 | Comments(0)