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海街diary<2015>

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是枝監督の新作、少女マンガの映画化というのは珍しいですね。どうやら原作が最初から好きで、映画化したかったそうですが、ばっちり是枝カラーの映画になっていました。

毎回毎回、びっくりするような新人(特に子役)を発掘してきて、それ以外の俳優陣も含めてキャスティングの妙を感じる是枝作品ですが、今回は4姉妹の末っ子を演じる広瀬すずが良かったです。
最近あちこちひっぱりだこな彼女なので、全く手つかずの感じが無いのが残念でしたが、それでも重要な役を一から作り上げていて素敵でした。あえて脚本は見ず、毎回監督から口伝えでセリフを教えてもらっていたそうで。
これが初見だったら、なになにこの子!!ってものすごく話題になっただろうなと思いますよ。

母方の祖母に育てられた全くタイプの違う3姉妹(綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆)は、大人になり鎌倉にある古い家で暮らしていた。
彼女たちが幼い頃、母と3姉妹を捨てて出て行った父の訃報が届き、腹違いの妹がいることを知る。3人は彼女をひきとって一緒に生活することにするのだが…というストーリー。

設定はおもたーいし人間関係も複雑なのですが、淡々と、さらりと物語が進んでいく感じで、劇場で観て良かったなぁと思いました。
こういう作品は、家でテレビでみたりしたら、その良さがあんまりわからないというか、日常に紛れてしまう感じがするんですよねー。
たとえば、ドキュメンタリーをみる時のような集中力を要する作品だと思います。まー、元々ドキュメンタリー出身の監督ですしね。
それでこそ、登場人物が感情を露わにするシーンで感動できるんだなぁ。

要所要所で出てくる食べ物がすごくおいしそうだなぁと思っていたら、クレジットにフードコーディネーターの飯島奈美さんの名前が。やはりですな。
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是枝監督作品の中で大好きな「奇跡」にも出ていた前田旺志郎くんがすずの同級生役で出演していて、今回もすごく良かった。もう中3くらいなんだなー。大きくなってました。これからも期待です。
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by hobomovie | 2015-07-24 22:54 | 日本映画 | Comments(0)