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ヒッチコック<2012>

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いきなり結論から言うとこの映画、すごく面白かったんです。なのに、あんまり評判になってないような。
ヒッチコックのファン、日本では減ってる?やっぱ減っちゃってる??

1959年、46本の作品を世におくりだし60歳となったヒッチコック(アンソニー・ホプキンス)。
実在の凶悪犯を描いた小説「サイコ」の映画化に乗り出すが、映画会社には出資を断られ、映倫には目をつけられ、製作は難航。
一方、ずっとヒッチコックを陰で支えてきた妻・アルマ(ヘレン・ミレン)は友人との脚本共同執筆に夢中で、夫婦関係に亀裂が。

映画の神と呼ばれたヒッチコックの、知られざる苦悩を描いた作品でした。いやー、ほんとにこんなことがあったんですねぇ。知らなかった知らなかった。
そして「サイコ」」がその後大ヒットした作品であることはわかっているけど、この危機的状況がどう変化していくのか、目が離せなかった。
予告編でキャッチフレーズになってたけども「もうひとりのヒッチコック」恐るべしでした。

アンソニー・パーキンスやジャネット・リーといった実在の俳優が出てくるのも面白かったですねぇ。ジャネット役のスカーレット・ヨハンソンは相変わらずお美しゅうございました。
あとは、ヒッチコック作品に欠かせない金髪美女は彼のお気に入りだったというエピソードは有名ですが、やはり永遠のヒロインはイングリット・バーグマンだったんですかねぇ。彼女の写真がキーアイテムになってましたね。

とにかく、「サイコ」をみたことがある人なら、絶対楽しめる作品ですね。
「サイコ」に限らなくても、ヒッチコック劇場のような演出もあるし、「北北西」など他の作品も出てくるし、ヒッチコックがちょっとでも好きな人なら、これまた絶対楽しめる作品でしたね。
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by hobomovie | 2013-04-29 22:41 | 外国映画 | Comments(0)

オズ はじまりの戦い<2013>

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子どもの頃大好きだった童話というのは、大人になってもやっぱり好きなもんで。
「不思議の国のアリス」「ラプンツェル」宮沢賢治もの、あと「森は生きている」とか、何故か「パンをふんだ娘」というマイナーなお話も好きで繰り返し読んでたもんでした。

「オズの魔法使い」ももちろん大好きで、特に「ウィキッド」がらみで最近もよく見聞きしてますな。あんまり関係ないけど「西の魔女が死んだ」ももちろん読みまして。

ということで、あのディズニーが映画化するからには観に行かねば!と、2D吹き替え版を観てまいりました。

カンザスの手品師オズ(ジェームズ・フランコ)は竜巻に巻き込まれ、魔法の国へたどりつく。西の魔女セオドラ(ミラ・クニス)、東の魔女エバノラ(レイチェル・ワイズ)に偉大な魔法使いと勘違いされ、エメラルド・シティに招き入れられたオズ。彼女たちから、恐ろしい南の魔女グリンダ(ミシェル・ウィリアムズ)を倒して、この国に平和をもたらすよう頼まれたオズは、魔法の国で出会った仲間とともに南を目指すのだが…というストーリーは事前に知っていたのですが、はて?悪い魔女=西、良い魔女=南のはずなのになーと不思議に思っておりましたが。
そこはまぁ当然の展開として、東西魔女姉妹の方が実は悪かったということで。
圧倒的な強さの姉妹を相手に、グリンダとオズが取った作戦やいかに!

ファンタジーならではの戦闘シーンはなかなか見応えありましたね。サブタイトルに「戦い」とあるのも納得。
ワタシ的にはオズの魔法使いはどうしようもないおっさんという印象が子どもの頃から強く、「ウィキッド」でそれがますます強まったので、この若くかっこいいオズにはなかなか感情移入できなかったもんでした。
最終的には、あんなおっさんにも若い頃があったワケとね…と思うようになりましたけども。
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エルファバ誕生のいきさつは「ウィキッド」と全然違っていて、さほど切ない展開にもなりませんでしたなー。
演じていたミラ・クニスは「テッド」の時にあの「ブラックスワン」の人だったとは…!と驚きましたが、今回もあの「テッド」の人だったとは…!となってまいました。
作品ごとに全然イメージが違うんですよね。
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オズの仲間になる羽の生えた猿・フィンリーはもうちょっとかわいくするか、逆にリアルに猿っぽくするか、してほしかったなぁ。いい役だったんだけど、なんつーかこう中途半端なキャラでしたね。
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by hobomovie | 2013-04-13 20:59 | 外国映画 | Comments(0)

プラチナデータ<2013>

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嵐の中では二宮くんが一番好きなワタクシ。東野圭吾原作ということもあり、きっと面白いに違いないということで観に行ってみました。

舞台は今からかなり近い未来、DNA捜査の進歩によって検挙率100%、冤罪率0%が現実のものとなろうとしてる日本。
DNA捜査システムの開発者である神楽龍平(二宮和也)は、自ら開発したシステムによって、共同開発者である蓼科早樹(水原希子)を殺害した犯人と断定されてしまう…というストーリーを聞くと「マイノリティ・リポート」やないか!と思ってしまうのですが。
当たらずも遠からずといった感じのストーリーでしたが、一連の事件を追う刑事・浅間(豊川悦司)とのコンビネーションも良かったし、アクションもかっこ良かったし、最終的に誰が一番悪いんだか?という結末に至るまで楽しめた作品でした。
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神楽は解離性同一障害で別の人格を持っているという設定なんだけど、二宮くんは利き手を変えるなど2つの役をばっちり演じ分けてらっしゃいました。しかし劇中では「多重人格」といった言い方しかされず、ものすごくわかりやすい二重人格として描かれていて、すべての結末がそれありきなのはちょっとどうなの?と思いました。原作でもそうなんですかねー。そんな単純なもんじゃないと思うんですけどねー。

あと、近未来SF的な雰囲気を出したいのはわかるんですけど、DNA捜査システムのビジュアルが「いかにも」すぎてちょっとイマイチだったのが残念でした。
実際に作るとしたら、もっと事務的でシステマチックなものになるはずだと思うんですけど。
ほぼ今に近い東京が舞台なんだから、そこんとこもうちょっとなんとかして現実っぽく作り上げて欲しかったなーと思います。

でも全体的にはクールでかっこいい作品で、観た後は「プラチナデータ…」とささやきたくなることうけあいです。
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by hobomovie | 2013-04-07 12:10 | 日本映画 | Comments(0)