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リンカーン/秘密の書

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スピルバーグの「リンカーン」がもうすぐ日本でも公開されますね。エイブラハム・リンカーンの生誕200周年を記念して2009年公開を目指していたけど、結局去年アメリカで公開された模様。
主演のダニエル・デイ・ルイスがアカデミー賞をとったし、予告編をみても英雄・リンカーンを感動的に描いたすばらしい作品であることは間違いない。

一方、リンカーン・ブームを先取りしていたのが、去年公開されたこの作品。
あの偉大なリンカーンが、実はヴァンパイヤ・ハンターだった!という思い切った設定ですが、彼の有名なエピソードになんとかヴァンパイヤを織り交ぜ、なかなか面白いアクション映画に仕上がっておりました。
3Dにする必要はあったのかな~…と少々疑問が残りますが。

南北戦争では南部軍にヴァンパイヤ一族がいて黒人の奴隷を労働力&食糧としているとか、そうきたか!というストーリーでした。
ヴァンパイヤって死なないから、結局ラストは、実は現代にも生きてるんですよ~ほらアナタの隣に!ってなっちゃいますよな。そういうオチ、嫌いじゃないですけど。

ところで今回のブログを書くにあたってリンカーンのことをネットで調べていて、アメリカ先住民族の史上最悪クラスの虐殺を行った大統領でもあることを知りました。ガーン。なかなか完璧な指導者っていないもんですね…
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by hobomovie | 2013-03-24 22:12 | 外国映画 | Comments(0)

脳男<2013>

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悪に裁きを下す、美しき殺人者のおはなし。
生田斗真がちょっとでも好きな方は、なんかエグいみたいやし…と二の足踏んでる場合じゃないですよ!
今すぐ観に行ってください!ただし20歳以上ね!(ほんとはR-12指定なんだけど、まやぞー倫理委員会的には、それくらいが妥当かと)

生田斗真くん演じる「脳男」鈴木一郎(仮名)は人並み外れた能力を持ちながら人間らしい感情が欠落しているとともに身体機能に偏りがありすぎるという人間で、なんと全編まばたきをしていないんですよ。
北島マヤばりの熱演です。恐ろしい子…。
ジャニーズさんも思い切りましたねぇ。彼の活動は、他の誰とも違う感じで、面白いですね。
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脳男を診断する精神科医に松雪泰子、事件を追う刑事に江口洋介というキャスティングなんですが、舞台出身とかでめちゃ上手なんだけどそんなにメジャーじゃないような俳優さんで周りを固めた方が、もっと斗真くんがひきたったんじゃないかと思いますねぇ。
この二人の出演プラス前半がなんだかダレちゃってたことで、一昔前のザ・邦画!みたいな雰囲気になっちゃってたのが残念でした。
アタマからもうちょい淡々サクサクと進んでたら、後半の衝撃が増したんじゃないでしょうかね。
エンディングのキング・クリムゾンもかっこよかったのに…モッタイナイ…

脇を固める光石研と甲本雅裕はさすがだったし(いっそこの二人が精神科医&刑事で良かったんでないの)、物語のキーマン二階堂ふみ&染谷将太の「ヒミズ」コンビもすごく良かった。

そして、地元・富山ロケというのがワタシ的にはかなりのプラス要因でした。最近、年1本以上のペースで富山がらみの映画が公開されているような。ちなみに去年は「おおかみこども」が良かったですね。
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by hobomovie | 2013-03-09 16:35 | 日本映画 | Comments(0)

ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日<2012>

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祝!アカデミー監督賞受賞!

アン・リー監督作品は「グリーン・ディステニー」や「ブロークバック・マウンテン」「ラスト、コーション」を観たことありましたけど、作品ごとに全然違う雰囲気っつーか一貫性がないっつーか、作品だけではアン・リーっぽいよねーとか言えないですよね。
パンフを見ると、ほかにも「いつか晴れた日に」やら「ハルク」やら撮られてるようで…なんとまぁ守備範囲の広い監督…

さてこの作品は年末くらいから予告編を何度も見ていて、絶対ハズせないなあと思ってました。
ストーリーは、ほぼ予告編から想像していたとおり。
インドの金持ちファミリーが動物園を移転するために船旅をしていたら遭難→主人公の少年が救命ボートでトラと漂流→助かるのか?否か??大筋はこんな感じです。

主人公パイ一家のつながりとか、キリスト教・ヒンズー教・イスラム教にまつわる哲学的な部分とか、予想以上に深みのあるストーリーでした。

3Dで観たせいもあって、荒れ狂う海のシーンではちょっと気持ち悪くなっちゃったんですけど、それくらい海のシーンはリアルで、かつ3Dを十分活用した迫力のある映像でした。
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ほぼCGとわかっていながらも、トラのリチャード・パーカー(これが何度覚えてもピーター・パーカーと間違えちゃう)を始めとした動物たちの登場シーンは、動物好きとしてはワクワクして楽しかったですね。

極限状態に陥るパイから「生と死」というテーマを考えずにはいられないんですが、「死の島」のエピソードとかで中盤ちょっとダレちゃったかなーという部分もあり。
一言でまとめられない作品でした。
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by hobomovie | 2013-03-03 18:43 | 外国映画 | Comments(0)