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アルバート氏の人生<2011>

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名女優グレン・クローズが30年前に舞台で演じた「アルバート・ノッブス」をスクリーンで再演。
グレン・クローズ自身の熱意がひしひしと伝わってくる作品でした。メリル・ストリープのサッチャー首相がぶつかってなければ、去年のアカデミー賞とれてたかもですね。

舞台は19世紀のアイルランド、ダブリン。モリソンズホテルのウエイターとして働くアルバート・ノッブス(グレン・クローズ)は、本当は女性でありながら、貧しさと暴力に打ちひしがれた悲惨な経験から、自分を男性と偽って1人で生きてきた。
ホテルの内装工事にやってきた男性との出会いをきっかけに、街へ出て自分の店を持ち、自分らしく生きることができたら、という夢が動き出す…というストーリー。

アルバートがなぜ男性として生きる道を選んだのか、というのはアルバート自身のセリフのみで語られるので、貧富の差が激しい格差社会の上、じゃがいも飢饉やチフスの流行で社会情勢は最悪、女性の地位や権利が認められていない時代だったというのがわからないと、なんでそこまで?と、ちょっとピンとこないかもしれません。モリソンズホテルにボイラー技士としてやってくるジョーのエピソードによって、若い男性であっても仕事に就くことが難しいというのはわかるんですけどもね。

アルバートは質素な暮らしの中、毎日もらうチップをきちんと整理して帳簿をつけ、部屋の床下にためているんですけど、こういう真面目に生きてる人が大金を持っていると、うっかり隣人なんかに奪われてしまう「ダンサー・イン・ザ・ダーク」的な展開になりやしないかと、ものすごくドキドキしちゃいますね。
設定は突飛だけど、こんなに一生懸命生きてるんだから、なんとかアルバートが幸せになって欲しい…と祈るような気持ちで観ていました。
希望もあれば裏切りもあって、でも最終的には幸せな人生だったのかな…?と、複雑な気持ちにさせられた作品でした。
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モリソンズホテルの面々。「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカや「キックアス」のアーロン・ジョンソンも良かったですね。
ワタシ的にはグレン・クローズといえば「101」のクルエラなので、この変身ぶりはとても同一人物とは思えませんでしたよ。
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by hobomovie | 2013-02-09 11:05 | 外国映画 | Comments(0)

テッド<2012>

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芸人の有吉が吹き替えを担当してるというので、面白そうやな~と観にいってみました。

ボストン郊外で暮らすジョン(マーク・ウォールバーグ)とテディベアのテディ(吹き替え:有吉弘行)は30代のおっさんコンビ。8歳のジョンがクリスマスにした願い事で命が宿ったテディは、当時アメリカ中の注目の的だったが、今やドラッグに手を染め落ちぶれた元セレブ状態。ジョンの彼女ロリー(ミラ・クニス)も自堕落な二人に手を焼いて、テディとの関係を終わらせようとするのだが…というストーリ。

完全なるコメディを劇場で観るのは久しぶりだったんですけど、ほぼ満員の劇場で、みんなでゲラゲラ笑うというのはすごく楽しかった。
エロいシーンとドラッグをやるシーンがあるせいかR-15がついちゃってますけど、高校生とか若者がたくさん観に来てましたねぇ。やはり有吉効果かな?

ジョンとテディのトークはおもしろいセリフが満載で、これは字幕で目で追ってもここまで笑えなかったかもなぁ。吹き替えで観て正解でした。
「おまえなんかより、くまモンのほうが良かった!」とか「ガチャピンよりすげえだろ?」とか、日本ならではの吹き替えが笑えましたね。

あとは、ジョンが自分と同年代ということもあり、わかるわかる~という展開が多くて楽しめました。
特に、ジョン少年の部屋にインディ・ジョーンズのポスターが貼ってあるのにグッときてたら、後半にそうきたか!というジョークが登場して、ワタシ的に大満足です。
ジョンとテディがハマりまくっていた「フラッシュ・ゴードン」はクィーンの曲しか知らなかったんですけど、これは一度みてみなくては。
こんな風にあちこちに登場したアイテムは、パンフで全部紹介されてます。

同じくパンフを見ていて、非の打ちどころの無いステキ彼女を演じていたミラ・クニスは、「ブラック・スワン」でライバル役を演じてた人だったと知ってびっくり。
こんなキュートな役もはまってましたな。
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by hobomovie | 2013-02-02 12:42 | 外国映画 | Comments(0)