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のだめカンタービレ 最終楽章 後編<2010>

d0088211_22144135.jpg前編の興奮もさめやらぬうち、のだめと千秋先輩が帰ってまいりました!

前編を映画館で「復習上映会」と題して上映するわ、テレビでも放映するわ、いや~フジテレビの戦略たるや、想像を超えてます。
人気ドラマの映画化でテレビ局がバンバン宣伝うって、また邦画の興行成績ぬりかえちゃったよ!みたいな体制にはどうしても反感を覚えるワタシですが、この「のだめ」だけは例外でしっかりハマってしまいましたねぇ。これで本当に最後の作品なので、寂しい限りです。
原作コミックもどうやら終了したようなので、さ~ていよいよ、大人買いしますか!
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前編は壊滅状態のオーケストラを千秋がたてなおす、というドラマティックなストーリー展開だったのですが、後編はピアニストとしてのだめが成長するかどうか!?という内面的なストーリーなので、映画としては若干盛り上がりに欠けるかな~という感じです。
でも前編で昇級試験のシーンがちらっとあっただけで、「ピアニストのだめ」のことはあまり描かれていなかったので、この作品でじっくりとりあげられて良かったと思います。

ここぞ!というところでベートーヴェンの「悲愴」が流れるのが、なんともココロニクイ。「悲愴」はもともと好きな曲ですが、千秋が初めてのだめのピアノを聞いた曲でもあるので、きゅーん!となりますな。
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劇場にはステキな立て看板があったので、思わず記念撮影してしまいました。

のだめカンタービレ 最終楽章 後編
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by hobomovie | 2010-05-30 22:17 | 日本映画 | Comments(2)

マイノリティ・リポート<2002>

d0088211_053332.jpgトム・クルーズ×スピルバーグという組み合わせの作品の中では、結構好きな作品です。「宇宙戦争」よりはだいぶいいと思います。
ハリウッドのSF映画づくりも飽和状態といった感じで、原作を古典SFに頼りきっちゃうパターン、よくありますね。
これはフィリップ・K・ディックの短編小説が原作です。原作にある大きなテーマをきちんといかしたストーリーは、こんな感じ。

犯罪予知システムが整備され、犯罪が90%も減り、殺人事件は全く起きていない未来のアメリカ。そのシステムを司る犯罪予防局の主任刑事ジョン(トム・クルーズ)は、システムがはじきだした「今まさに罪を犯そうとしている人」を逮捕するという使命に全身全霊を傾けていた。
ところがある日、そのシステムが出したデータに、殺人犯として自分の名前があがっており、全く身に覚えのない「これから犯す罪」で、逆に犯罪予防局に追われることになってしまったジョンだった…

ジョンが実は息子を誘拐されるという未解決事件の被害者だという伏線とか、未来のアメリカの設定がうまくきいていて、面白かったです。街の至るところで通行者が網膜スキャンされていて、誰がどこにいるか一瞬でわかるという、アメリカならやりかねない…という状況です。

犯罪予知は3人の超能力者が見た映像を分析して行うんですが、それもよくできてました。断片的な映像が流れるビジョンの前で、手袋型のマウスをつけて映像を巻き戻したり拡大したり、今のiPadに近い感じですかね。パソコンがこんなふうになったらいいなぁと思ったりしました。

原作では、未来を透視した結果がカードに印刷されて出てくるので、それじゃあ映画としては盛り上がりませんねぇ。短いストーリーをうまくふくらませた作品だと思います。
そして、まだ犯罪を犯していない人を刑務所に入れてしまうっていう未来が、実はとても怖いなぁと考えさせられました。
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by hobomovie | 2010-05-22 00:14 | 外国映画 | Comments(0)

ダレン・シャン<2009>

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本屋さんをぶらぶらしていると、かなりワタシ好みなコーナーにずらっと並んでいる「ダレン・シャン」シリーズ。
ダークファンタジーの傑作シリーズだけど、10冊以上あるのでなかなか手が出せないな~と思いつつ幾年月、ついに映画化されたというので、観に行ってみました。

平凡な男の子ダレンは、親友のスティーブと奇妙なサーカス「シルク・ド・フリーク」を見に行ったことをきっかけに事件が起こり、スティーブの命を救うためハーフヴァンパイアになる道を選んだ。家族や、それまでの平凡な生活と決別し、シルクの一員となるダレンだったが…というストーリー。
ダレンが仲間入りしたヴァンパイアは、同じ吸血鬼のバンパニーズと敵対していて、その抗争がいよいよ表面化する!というところで「つづく」という感じの作品でした。

シルクを率いる団長に渡辺謙、ダレンの師匠的なヴァンパイアにジョン・C・ライリー、ヴァンパイアの仲間にウィレム・デフォーと個性的な面々が揃ってました。ジョン・C・ライリーは「シカゴ」の情けない旦那役みたいなイメージが強かったんですが、この作品ではダレンをヴァンパイアとして導いたり、かなり激しいアクションもあったりして新鮮でした。
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ダレンを演じたクリス・マッソグリアはこの作品でデビューだそうですが、最初のもさっとした少年から、ハーフヴァンパイアとして成長するにつれてどんどんかっこ良くなっていきました。これからが楽しみですね。
ダレン・シャン<日本語吹替版>
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by hobomovie | 2010-05-15 00:09 | 外国映画 | Comments(0)

シャッターアイランド<2010>

d0088211_13583279.jpgシャッター アイランド
1954年、アメリカ。ボストン沖にある孤島「シャッターアイランド」は、精神疾患を持つ受刑者専用の刑務所となっているが、そこから受刑者の女性レイチェルが行方不明となった。彼女は厳重な監視を逃れ、どうやって姿を消したのか?連邦保安官のテディ(レオナルド・ディカプリオ)は相棒のチャックとともに島へ乗り込み、事件の捜査を行うのだが…といったストーリー。

とにかくこの謎がウリの作品で、予告編も必要最小限の映像しか出さない感じでしたし、本編の最初には「この謎はまだ見て無い人には教えないでね」というメッセージ付き。
映像のそこかしこに謎を解くヒントがあるというので、戸田奈津子さん監修の「超吹替え版」というのも用意されています。
配給会社の戦略なんでしょうけど、ちょっともったいぶり過ぎな気もしますね。観る側がすごく気負ってしまって、逆効果ではないでしょうか。でも上映時間が都合よかったので、その吹替え版を観てみました。

原作が「ミスティック・リバー」のデニス・ルヘインだそうで、ストーリー的にはよくできてたし、サスペンスというよりはスリラーと言えるようなこわ~い映像も出てきて、嫌な夢を見そうな感じ。
キューブリックの映画「シャイニング」をちょっと思い出しました。どこまでが現実で、どこまでが妄想なのか、それをあえてわかりにくくしてあるようです。
観終わったあとは、「あれはどうなん?」とみんなで話し合うのが楽しいでしょう。
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ところでディカプリオ君は「ギャングオブニューヨーク」や「キャッチミーイフユーキャン」以来ご無沙汰だったので、ワタシ的には急にガツンとおっさんになってしまったようで、ちょっとせつなかったです。二重アゴや無精ヒゲがなんてお似合い…

<おまけ>
オチ一発の作品といえばM・ナイトシャマラン監督ですが、監督生命の危機という噂を聞いて心配していたら、次回作「エアベンダー」の予告編を観ました。
風火水土ってアンタ「ガラスの仮面」の紅天女じゃないんだから…
そういうのはジョン・ウーあたりに任せといた方がいいんじゃないですか?と、さらに心配な今日この頃です。
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by hobomovie | 2010-05-09 14:03 | 外国映画 | Comments(0)