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This Is It<2009>

d0088211_22162625.jpgマイケル・ジャクソン THIS IS IT
2009年6月25日に亡くなったマイケル・ジャクソン。7月13日から、ロンドンのO2アリーナで「This is it」というライブを行う予定でした。
彼はこのライブを「ファイナルカーテンコール」と言っていたのですが…実現できなくて、本当に残念。

「好きなアーティストは?」ときかれてすぐに出てくるほどずっと好きだったわけではないけど、なんと言うか、常に音楽界のトップとしているのが当たり前だったわけで。絶対誰でも好きやんな?みたいな。
自分の中では、もうビートルズとかと同じような感じで、好きとかそういう域を超えた存在でした。

d0088211_2225207.jpgこの作品は、そのライブリハーサル映像に加えて、ライブで上映する予定だった映像や、ダンサーオーディション風景、キャスト&スタッフのインタビュー、セットや衣装や美術の製作風景など、ライブが成功した暁にはDVDの特典映像になったんだろうなーという映像が満載の映画でした。
リハーサルと言っても本番直前の、完成されたものばかり。実に見ごたえがありました。
マイケルが「ファンのみんなが聞きたいような曲ばかりやる」と言っていた通り、ジャクソン5時代からのヒット曲が次から次へと出てきました。
このライブだけは終わらせてから旅立って欲しかったなぁと思うと泣けてきました。
公開初日に観に行ったんですが、上映後には拍手が起こってました。
・゜゜・(>_<;)・゜゜・マイケルの願いどおり、この会場はひとつになったよ…

ともかく、ちょっとでもマイケルが好きな人は必見!の作品です。「マイケルもMA-1とか着るんだ…」というような小さな発見もあります。ちなみに、パンフレットはありませんでした。
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by hobomovie | 2009-10-31 22:28 | 外国映画 | Comments(0)

ココ アヴァン シャネル<2009>

d0088211_083070.jpg「シャネル」というブランド自体にはマツタク興味の無いワタクシですが、その祖である女性にはトツテモ興味があって、観に行ってみました。

1883年に生まれたガブリエル・シャネルは姉のアドリエンヌとともに孤児院で育ち、2人一緒に昼は仕立て屋でお針子、夜はキャバレーで歌う生活。
キャバレーでの持ち歌が「ココリコ」「トロカデロでココを見たのは誰」という歌だったことから「ココ」という愛称で呼ばれるようになる。

ココの夢は歌手になることだったが、姉の結婚を機に恋人の将校バルザンが住むパリ郊外の屋敷へ移り住む。
そこで出会う上流社会の退廃的な生活、過度に着飾られたファッション、屋敷の使用人からもさげすまれるような厳しい現実…
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ココがファッションについて類まれな才能を持っている片鱗はちょこちょことのぞくものの、なかなかその本筋にストーリーが行かないなぁと少々じれったく思いながら観ていました。
でもこの作品は、そうしてファッション界で成功をおさめるまでの紆余曲折こそがメインなんだと気づきました。
恋多き女性だったココが、バルザンの屋敷で出会う運命の男性カペル。
彼女が生涯独身だった理由はここにあるんだろうなぁと思う、せつないエピソードでした。

d0088211_0105942.jpg全く予備知識無しでも充分楽しめたし、むしろ無くて良かったという感じでした。
ともかく、ドレスに大きな帽子、派手なアクセサリー、レース、花…といった時代に、現代のワタシでもめっちゃ着たい!と思わせるような服を自分で作り、さっそうと着ていたココが素敵でした。
歴史的偉人と言っても過言ではないですな。
オドレイ・トゥトゥは「アメリ」「ロングエンゲージメント」などでもともと好きな女優さんですが、これはまさにハマリ役でした。
このワンピース、良かったなあぁ~

ココ・アヴァン・シャネル
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by hobomovie | 2009-10-24 00:18 | 外国映画 | Comments(0)

カムイ外伝<2009>

カムイ外伝
d0088211_11234365.jpgマンガ好きでありながら、白土三平の「カムイ伝」は今まで一切目にしたことがありませんでした。
世代的に、ちょっと前すぎたんですかのぉ。カムイと言えば「カムイの剣」しか思いつきませんから。

1964年から「ガロ」で連載が始まった「カムイ伝」は江戸時代初期の架空の藩を舞台に、厳しい身分制度の最下層から忍に身を転じるカムイ、農家の使用人正助、武士の息子竜之進の3人をメインにすえた群像劇で、その中のカムイを主役にした、今で言うスピンオフが「カムイ外伝」。これはその映画化です。

出演は松山ケンイチ、小雪、佐藤浩市、小林薫、伊藤英明、大後寿々花、監督は崔洋一、脚本は宮藤官九郎と、これで面白くないわけが無かろうというメンバーが揃っています。
この手の作品はどうしても、昔のカドカワ映画的になりがちですが、そこは崔ワールドと言いますか、もっと奥の深い映像になっていて良かったです。
ちなみにクドカンの要素は何ひとつ感じず…

松山ケンイチ好きなワタシとしては、見どころ満載でした。かなり訓練をつんで、骨折までしながら撮影しただけあってアクションはなかなか格好良かったです。
ただ、カムイには霞切りだの飯綱落としだの有名な技があるんですが、CGにあまりお金をかけなかったのか時々「え?」となるようなショボさのシーンがあって残念でした。
カムイが相手の首に足をかけ、一瞬にして肩車みたいな状態になる組み手などは、本当に体ひとつでやっていてかっこいいなぁ~と思いました。
相手役の大後寿々花とはドラマ「セクシーボイスアンドロボ」と同じ組み合わせで、そういう楽しみもありました。小雪とマツケンはこの作品から噂にもなってますし。

キャストに好きな俳優がいるとか、アクションが好きとか、こういう時代モンが好きとか、そういう人にはおすすめですかね。
昔から原作のファンだ!という人はどうだったんでしょうかー…
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by hobomovie | 2009-10-17 11:28 | 日本映画 | Comments(0)

イングリッシュペイシェント<1996>

d0088211_2302683.jpg第二次世界大戦末期のイタリアで、全身に大やけどを負った身元不明の男性が野戦病院へ運ばれてくる。
記憶を失っていたため「イギリス人患者」と呼ばれていたのだが、看護師の献身的な看護のおかげで徐々に記憶を取り戻し、語り始める…というストーリー。

サハラ砂漠の地図作成に没頭する冒険家アルマシー、その探検隊のスポンサーであるジェフリーとその妻キャサリン。アルマシーとキャサリンは互いに惹かれあうのだが、その恋愛が発覚して悲劇的な結末をむかえ、そこに戦争が関係して壮大なストーリー展開になっていきます。

戦争はあくまで背景で、ラブストーリーの方がメインだったような…とにかく泣けるストーリーでした。

アルマシー役のレイフ・ファインズは「シンドラーのリスト」とこの作品で、第二次大戦もののイメージが強いですね。渋くて素敵でございました。
他にもコリン・ファース、ジュリエット・ビノシュ、ウィレム・デフォーと名優揃いの作品です。

音楽はガブリエル・ヤレドで、この作品の名シーンに欠かせない感じです。
この後も「シティ・オブ・エンジェル」「コールドマウンテン」など、ストリングスが印象的な、泣かせの名曲がありますねぇ~。
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by hobomovie | 2009-10-04 23:04 | 外国映画 | Comments(0)

プール<2009>

かもめ食堂」「めがね」に続く、映像制作会社パラダイス・カフェによる小林聡美主演作品第3弾。前2作にひけをとらない、素敵な作品でした。

タイの北部チェンマイにあるゲストハウスで働く京子(小林聡美)の元を訪れる娘のさよ(伽奈)。母の元にはゲストハウスオーナーの菊子(もたいまさこ)、スタッフの市尾(加瀬亮)、孤児のビー(シッティチャイ・コンピラ)がいた。4年前に突然日本を去った母に最初は反発するさよだったが、プールのあるゲストハウスでおだやかに過ごすうち、心境に変化がおとずれ始める…といったストーリー。
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今回は脚本・監督が前2作と違う人なのですが、きっちり流れをくんでいる感じ。
回を重ねるごとに余計なセリフや演出がどんどんそぎ落とされていて、3作目に至ってはなんとまぁ静かな作品だったことか。でも、じっくり楽しめました。
これはもう新しい映画のジャンルですなぁ。大自然ドキュメンタリーとかとはまた違う、癒し系?

d0088211_2303775.jpg小林聡美は毎回違うキャラクターになっているんだけど、もたいまさこに関しては3作品とも同じ人なんじゃないか、と思えるほど自然体な演技でした。
同じ人がヘルシンキ→与論島→チェンマイにやってきたとしたら、彼女の旅はこの作品が終着点ですね…

小林聡美はつねづね才能あふれる人だなーと思ってましたが(特に三谷幸喜のエッセイを読むと)、この作品では作詞作曲ギター歌をさらっとやってました。
タイトルは「君の好きな花」。名曲です。
てっきり中島みゆきあたりの知られざる初期の曲かと思ってました。

パンフレットはプールの部分が各ページ切り抜かれていて、面白い出来。金沢の21世紀美術館にある体験型美術作品「スイミング・プール」を思い出します。
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プール
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by hobomovie | 2009-10-01 23:06 | 日本映画 | Comments(0)