<   2009年 05月 ( 3 )   > この月の画像一覧

田園に死す<1974>

d0088211_20495425.jpgシネヌーヴォ寺山修司特集をやっているというので、かねてから気になっていた映像世界を体験しに行ってみました。

NHKのドキュメンタリーかなにかで、ほんの数秒見た「白塗りの少年」「屋外なのにちゃぶ台で向き合う2人」という映像が頭から離れず、いつかちゃんと観たいなぁと思っていたのです。
それがなんという作品なのかわからなかったんですが、今回の特集紹介を見て多分これだな、とあたりをつけて行ってみたらばドンピシャでした。

内容は、同名の歌集を元にした寺山修司の自伝的作品と言われています。
恐山のふもとで暮らす母と息子。息子は母をうとみ、隣家の後妻さんと駆け落ちの計画を立てる。
村にやってくる犬神サーカス団。
未婚の母がひそかに産んだ赤ちゃんは村人から虐げられる。
20年後、息子は映画監督となり過去の自分に会いに行く。

怒涛のように押し寄せる映像を自分の中で処理するのにいそがしかったです。
なおかつ、なんだかぞっとするような映像で、例えるなら映画「リング」の呪いのビデオのような雰囲気…怖かったです。「白塗りの母親&村人」とか「鳴り続けて止まらない柱時計」とか、文字にするとたいしたこと無いんですが、嫌な夢を見そうな感じ~「('ヘ`;
今ならCGを多用するんでしょうが、全てセットや実際に人が演じて作り上げてるとこがすごいです。さすが天井桟敷だ。
あと、人間の嫌な部分がガッツリ浮き彫りにされているのでしんどい。なおかつエロティシズムも作品の描く重要な部分なわけで。観終わったあとは、はぁ~とため息をついてしまいました。
芸術への道は厳しいのだ。
[PR]

by hobomovie | 2009-05-30 20:54 | 日本映画 | Comments(0)

無問題<1999>

d0088211_10131279.jpg実はワタシ、ナイナイ岡村君が好きなんですよ~。
この作品は、ちょっと情けないけどアクションはドンと来い!という岡村君の良さを活かした、面白い香港映画でした。

ストーリーは、「ジャッキー・チェンの事務所で働くことになった」と突然自分の元を去った彼女を追いかけ、香港でスタントマンとして働くことになった岡村君が、現地で知り合った女性に関係して事件に巻き込まれ…というもの。タイトルの「モウマンタイ=No Problem」は、スタント現場ではとりあえずこれを言っとけと教わり、意味もわからず岡村君が何回も言うセリフです。
劇場で観て以来なので細かいとこは忘れてしまっておりますが、サモ・ハン・キン・ポーが特別出演していたり、見どころ満載の楽しい作品でした。香港に行く前に、もう1回みとけば良かったかな~。

ちなみに先日「少林少女」をテレビで初めてみましたが、岡村君の良さが全然活かされてなかった…。
゜゜(>ヘ<)゜ ゜。豪華キャストが返って痛々しい、残念な作品でございました。劇場に観に行かなくて良かったわい。
[PR]

by hobomovie | 2009-05-23 10:14 | 外国映画 | Comments(0)

ターミナル<2004>

d0088211_21331799.jpgトム・ハンクスは結構作品の当たりハズレが少ない俳優さんだと思います。飛びぬけてスバラシイ!というのも無いんですが、金返せ~!!てのにも当たりません。この作品は出演作の中でも地味なほうだと思いますが、監督もスピルバーグだしまず間違いない感じ。

物語は、ある目的があってアメリカを訪れた外国人男性が、クーデターで祖国が無くなってしまったためパスポートが無効となり、空港から出ることができなくなってしまった…英語もろくに話せない彼が、この事態をどうやって切り抜けるのか?彼がアメリカを訪れた目的とは?というもの。
d0088211_21354680.jpg

イラン人難民が空港で暮らしている実話がモチーフになっているものの、オリジナルストーリーの作品です。キャスト・スタッフもいいしストーリーもよくできてるし、なんならちょっと感動するくらいだし、空港を完全に再現したセットもよくできてたし。
さすがアメリカ!的な、ハリウッド映画色が嫌いじゃなければ、おすすめの作品です。
[PR]

by hobomovie | 2009-05-17 21:38 | 外国映画 | Comments(0)