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ベンジャミン・バトン-数奇な人生-<2008>

d0088211_1943210.jpg80歳で生まれ、若返っていく数奇な人生を生きた、ある男の物語。フィッツジェラルドの短編小説を監督デビッド・フィンチャー、主演ブラッド・ピットで映画化ということでとても気になっていました。3時間弱という上映時間も気にならないくらい引きこまれる物語で、みごたえのある作品でした。

ベンジャミン・バトンは1918年ニューオリンズ生まれ。赤ちゃんでありながら80歳という状態で生まれたため父親から見放され、老人ホームで住み込みで働く黒人の両親に育てられる。
運命の女性デイジーとの出会いや第二次世界大戦を経て、どんどん若返っていくベンジャミンの人生やいかに!というストーリー。

脚本がエリック・ロスということもあって、「フォレスト・ガンプ」と比較されることが多いようですが、フォレストの方が歴史上の有名人とどんどん関わってポジティブな人生をおくった一方、ベンジャミンは徐々に若返っていく人生について常に不安を抱え、よりシリアスだと思います。
どちらも「人との出会い」がテーマになっている点は共通していますが、ベンジャミンの場合時間の進み方が自分だけ違うということで、どんな出会いも悲しみがつきまとう感じです。

「セブン」や「ファイトクラブ」を撮ったデビッド・フィンチャーだけにもっとダークな展開も覚悟していたんですが、そこはやはり作品に合わせて、押さえてあった感じ。

映像的には老人の赤ちゃんから始まってCG・特殊メイク満載ですが、全く違和感無く観れました。圧倒的な質と量の映像なので「どうやって撮ってんのかな」という疑問をさしはさむ余地も無く、俳優陣も実際の姿で演じているのはほんの数シーンなんだろうなと思います。

ブラッド・ピットは「リバーランズスルーイット」を思い出させる格好よさでしたねぇ。ジェームス・ディーンの再来と言われていたもんだった。懐かしいです。

ベンジャミンの名字である「Button」は日本語で言う「ボタン」と同じつづりで、ベンジャミンの本当の父はボタン屋さん。字幕では「バトンのボタン」と表記されていたけど、実際は「ボタンのボタン」なんでしょうかね。どうでもいいですが。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生
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by hobomovie | 2009-03-05 19:44 | 外国映画 | Comments(0)