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おくりびと<2008>

d0088211_21363860.jpg東京の小さなオーケストラでチェロ奏者をしていた男性・小林が、オーケストラの解散と同時に妻を連れて故郷・山形へ戻る。
内容が良くわからないまま募集広告を見て応募した会社は、納棺師という職業だった。短時間で高給ということもあり、妻に内緒で遺体を棺に納めるこの仕事を始めるのだが…というストーリー。

死、葬儀、納棺、親子のつながりといった重いテーマを扱いながらも全編コメディタッチで、楽しい作品でした。特に小林が旅行会社と勘違いして応募し、納棺の現場に有無を言わさず連れて行かれるあたりは笑えました。

しかし葬儀のシーンもたくさん出てくるので、身近な人を見送った経験がある人は胸に迫るものがあると思います。隣に座っていた30代くらいの男性が号泣していて、思い出と重なるんだろうなぁと思いました。

欲を言うと納棺師という職業の受ける差別や偏見、小林と父のつながりといったところにもう少し踏み込んで欲しかったかなぁという感じです。少々ラストがあっけないような。

小林役の主演が本木雅弘、妻役が広末涼子、納棺師の社長が山崎努で、どれも素晴らしかったです。

小林は高価なチェロを生活のため売り払い、戻った山形では子供の頃使っていたチェロを弾くシーンがあります。母と自分を捨てて家を出た父を恨んでいるものの、父が大好きだったというチェロ曲を弾くところがすごく良かった。
なんていう曲かな~と気になったんですが、作品の音楽を担当している久石譲のオリジナルのようです。最近では「めがね」に並ぶ、耳に残るいいメロディでした。
どちらも公式ホームページで流れています。

おくりびと
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by hobomovie | 2008-11-24 21:45 | 日本映画 | Comments(0)

パコと魔法の絵本<2008>

d0088211_0571433.jpg「下妻物語」「嫌われ松子の一生」に続く、中島哲也監督作品。CGや特殊メイクを駆使して、おもちゃのような、絵本のような、面白い映像世界が繰り広げられています。

医者、看護師、患者すべてが一風変わった人ばかりの病院で、「大貫」というじいさん(役所広司)はその偏屈ぶりからみんなの嫌われ者となっている。
同じく入院患者の「パコ」という少女(アヤカ・ウィルソン)は1日しか記憶が残らないため「ガマ王子対ザリガニ魔人」という絵本を毎日読んでいて、ちょっとした事件から大貫に毎日その絵本を読んでもらうことになり…というストーリー。
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大貫がパコのために「ガマ王子対ザリガニ魔人」の劇を作り、みんなで演じるところは完全にアニメのような世界になっていて、面白かったです。
出演者は特殊メイクで誰が誰だか…という状態になっていますが、我らが阿部サダヲくんは相変わらずの絶好調ぶり。「舞妓Haaaan!!!」を超えてます。笑わせてもらいました。

ストーリーの意外性や重さはそうでもなく軽~い感じですが、そのぶんだれが観ても楽しめる作品になってるかなと思います。
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パコを演じるアヤカはカナダ人父と日本人母のハーフだそうですが、よくこんなかわいい子みつけてきたな!とほれぼれするくらい、かわいい子でした。周りが周りだけに、光輝いて見えましたね。関西の情報誌「エルマガ」10月号にも載ってました。ちょっと大人っぽくなってますね。
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パコと魔法の絵本
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by hobomovie | 2008-11-07 01:00 | 日本映画 | Comments(0)