<   2008年 03月 ( 6 )   > この月の画像一覧

魔法にかけられて<2007>

d0088211_22265539.jpg
おとぎの世界で暮らすプリンセスが魔女の陰謀で連れて行かれたのは、現代のニューヨークだった!果たして彼女は元の世界へ帰ることができるのか!?というストーリーの、ディズニー作品。
おとぎの世界はコテコテのディズニーアニメ→現代の世界は実写という演出で、予告編を観たときから面白そうだなぁと思ってました。

現代へやってきたプリンセスは、非現実的なドレスをまとい、動物たちと友達で、人を疑うことをせず、何かあるとすぐに歌って踊るという、メルヘンの世界の住人そのままで、出会ったニューヨーカー達を途方に暮れさせます。
彼女を追って王子や魔女もニューヨークへ現れ、てんやわんやのストーリーでしたが、とても楽しい作品でした。

ディズニーアニメのパロディなんて、「シュレック」などを作っているドリームワークスなんかがやりそうなことだけど、それをディズニー自身がやってしまうってのがいいですね。
(実際に他が作ったりしたら、ディズニーにこてんぱんにやっつけられちゃうでしょうけどね)
パンフレットには一度観ただけでは気づかないような細かいパロディも解説してあって、読みごたえありでした。

全編ミュージカル仕立ての音楽は「リトルマーメイド」「美女と野獣」「アラジン」なんかの作曲者アラン・メンケンによるもので、どれも名曲でした。
小中学生の甥っこ・姪っこたちと一緒だったので吹替版を観ましたが、また英語でも観てみたいなぁ。

ちなみに原題は「Enchanted」=うっとりして, とてもうれしい;〈人・場所が〉魔法をかけられた、という意味の形容詞です。
直訳って感じですね。
ひとつの単語で「魔法にかけられる」なんつー意味を表すものがあるのが、欧米ですな~。
魔法にかけられて(字幕版)
[PR]

by hobomovie | 2008-03-29 22:28 | 外国映画 | Comments(0)

セブン・イヤーズ・イン・チベット<1997>

最寄のTUTAYAでは探している作品に出会える率が低いため、もっぱらメジャーな作品のみを借りているワタシ。
先日は信じられない光景に遭遇しました。

外人さん:「『Seven Years In Tibet(←もんのすごくいい発音)』アリマスカ?」
店員さん:「え~と…(ちょっと探す)少々お待ちください」
-店員さんどっか行って帰ってくる-
「すみません、取り扱いしてません」
外人さん:「ア~ソウデスカ~」
\(◎o◎)/!えぇ~!?あの名作を置いてないですと!?
心の中でつっこみを入れつつワタシも「ヒューマンドラマ」や「伝記」コーナーをじっくり探してみたけど、どうやら本当に無い模様。
ブラッドピットの代表作に挙げられるうえ、チベットで暴動が起きている最近の情勢をふまえて、何は無くとも置いとくべきでしょう!
d0088211_1535860.jpg

物語は1939年、実在の登山家ハインリヒ・ハラーがヒマラヤ登頂の途中でイギリス軍に捕らえられ、2年の収容と放浪の末チベットへ入国、そこですごした7年間を描いています。
チベットのラサでハラーが出会うのは、まだ少年のダライラマ14世(現在の亡命政権主導者)です。
ハラーとダライラマの友情が感動的で、いい作品でした。

作品中では中国を侵略者として描いてるため中国政府が反発、中国国内での撮影・公開はおろか、監督のジャンジャックアノー、出演者のブラッドピットとデヴィッドシューリスは生涯中国大陸への立入禁止となりました。
そんなわけで撮影は主にアルゼンチンで行われ、ラサの街並みなどは全てセットだけど、よくできてました。
チベットを題材にした映画はあまり無いので一見の価値ありだと思います。

預言を元に次のダライラマに選ばれたのがアメリカの子供だったら?という「リトル・ブッダ(1993)」も観ましたが、ストーリーが飛躍しすぎであまりチベットについて造詣は深まらず。
ダライラマ14世の半生を描いた「クンドゥン(1997)」はネットで調べたところ、この作品よりリアルで観ごたえがありそうだけど…
まぁ↑のTUTAYAには無いでしょうな(T_T)
[PR]

by hobomovie | 2008-03-23 15:16 | 外国映画 | Comments(2)

母べえ<2007>

お正月に吉永小百合から「是非観てください」というお知らせが届いていたので、観なあかんかしらと思っていたら、どうやらどこのご家庭にも来ていたようですね。

一緒に行ってくれそうな人もいないよなぁ…と思っていたらタダ券を1枚もらったので、ひとりで出掛けてきました。
どう考えても泣きそうなので、ひとりもよろしいかと。

1940年、東京郊外。ドイツ文学者の父が思想犯として特高に捕らえられ、残された母と娘2人の暮らしを描いています。
とにかく泣けるエピソード満載で、周り中のおっちゃんおばちゃんが泣き崩れておりました。もちろんワタクシも。

父の教え子で母と娘たちを助けてくれる男性を浅野忠信が演じていて、今まで無かったような役柄だったのが新鮮で良かったです。

全体的なストーリー展開やセリフまわしは、ちょっと古臭い感じ。
そして、吉永小百合がキレイすぎて、ややリアリティに欠けるような…サユリストに怒られそうですが、やはり「映画女優です!」「主演しかやりません!」という雰囲気がぬぐい去れないんですよねぇ~。
かといって他の女優さんではこの重いテーマで興行的に成功させるのも難しいでしょうし。
もちろんいい作品だとは思うんですが、これが山田映画ってやつでしょうか。昔の映画を観てるようでした。
d0088211_17591860.jpg
母べえ
[PR]

by hobomovie | 2008-03-20 18:00 | 日本映画 | Comments(1)

ブレア・ウィッチ・プロジェクト<1999>

d0088211_18112932.jpg

1994年10月、アメリカ合衆国メリーランド州バーキッツヴィルの森近辺でドキュメンタリーを撮影していた映画学科の生徒3人が、行方を絶った。
1年後、彼らが撮影したフィルムだけが発見される。

この作品は、そうして発見されたフィルムを観るという設定で始まる。
3人は森にまつわる魔女伝説のドキュメンタリーを撮影していて、フィルムには周辺住民のインタビューと、実際に森へ入って撮影した映像が入っている。
ブレアウィッチの森で、彼らに一体何が起こったのか…?

少人数・低予算で作られた作品でありながら、ブレアウィッチ事件のサイトを立ち上げたり、書籍やCD(これは乗り捨てられた車に残っていたという設定)を出したり、とにかく若いスタッフのアイデアの勝利で、賛否両論を巻き起こした作品でした。

森で迷った3人が心身ともにどんどん追い詰められて緊張の高まる中、カメラを持って走り回る彼らの映像で酔って気持ち悪くなったのを覚えています。
特別恐いシーンがあるわけじゃないのに心理的にものすごく恐くて、特にラストシーンは印象的でした。
お~こわ~、お~こわ~。

撮影は本当に主役の3人のみでカメラを持って森に入り、全体のストーリーは知らされず、それぞれの役柄の思いと行動だけが教えられていたそうです。
GPSで彼らの動きを把握しているスタッフは、暗くなるまで森の外で時間をつぶしてから「そろそろ行くか」てなもんで謎の現象を起こしていたんだとか。
面白いですね。
こんなテは1回限りだよなぁと思っているので、その後公開された「ブレアウィッチ2」は観てないです。実際のところ、どうだったんでしょうねぇ…
[PR]

by hobomovie | 2008-03-15 18:11 | 外国映画 | Comments(3)

アメリカン ギャングスター<2007>

d0088211_19354183.jpg
「ギャングのスター」かと思いきや、gangsterという単語は「ギャングの一員」という意味だそうです。

1960年代末のアメリカを舞台に、ギャングと麻薬捜査官の生き様を描いた、実話に基づく作品。
デンゼルワシントン演じるフランクルーカスはベトナム戦争でアジアに駐留しているアメリカ軍を利用して純度の高いヘロインを安価で密輸し、販売することで財をなす。
軍はもちろん、麻薬捜査官ですら押収した麻薬を薄めて転売しているような腐敗したニューヨークで、ラッセルクロウ演じる刑事リッチーロバーツは信頼できるチームを組んで麻薬取締りに取り組むのだが…というストーリー。

ロバーツが麻薬流通の大元としてルーカスにたどりつくまで2人の人生は全く別々に進んでいき、最後にいざ対峙するところがなかなか良かったです。

監督はリドリースコット、おん年70歳とはびっくりです。
「エイリアン」「ブレードランナー」「ブラックレイン」「テルマ&ルイーズ」「ブラックホークダウン」「グラディエーター」「GIジェーン」「インハーシューズ」「ハンニバル」「プロヴァンスの贈り物」…監督作を並べると、あんまり一貫性が無いというか、なんでもアリな感じ。
シリアスなものはかなりダークで複雑なイメージがありますが、この作品は登場人物の思いを丁寧に描いていて、ストーリーもわかりやすく、わりとさらっと観れました。
「雨にぬれた黒い道路に写るネオン」といういかにも!なシーンは健在で。
エンドロールの後にはおまけがあります。
アメリカン・ギャングスター
[PR]

by hobomovie | 2008-03-09 19:39 | 外国映画 | Comments(2)

ラスト、コーション<2007>


d0088211_10431546.jpg
例の券、使用期間最終日の2月29日に1枚先輩からいただいてしまいました。
はてさて何を観るか。
仕事中もあれこれ悩んだ結果、この作品に決定。(ちなみに最後まで迷ったのは「アース(吹替版)」でした)

アメリカ・中国・台湾・香港合作、アン・リー監督作品。
太平洋戦争下の香港大学、演劇部の男女6人は抗日運動を支援する作品を演じて募金活動などを行ううち、日本が上海でうちたてた政権に協力する中国人を暗殺する計画を実行することになる。演劇部の看板女優が彼の愛人になるため近づくが…というストーリー。

スパイが相手のことを愛してしまうというのはわりとよくある設定ですが、2人の心の動きがじっくり描かれていて良かったです。
数年に渡る物語なので、「あぁ、もうすぐ戦争が終わって何もかもが過去になってしまうのに…」というせつなさもあり。

d0088211_10433355.jpg暗殺計画の対象となる男性を演じるトニーレオンは相変わらず渋くてステキで、演劇部のリーダーであるワンリーホンも玉木宏ふうな男前。
ほしのあき似のタンウェイは、運命に翻弄されるヒロインを美しく演じていました。
この3人がすごく良かったです。

あとは、最近行っただけに香港のシーンは「これはあの場所かな…」と想像するのが楽しく、地名とかもややわかったりしてうれしかったもんでした。

で!この作品はR指定です。まぁ、そういうこと…
[PR]

by hobomovie | 2008-03-02 10:45 | 外国映画 | Comments(2)