<   2007年 04月 ( 4 )   > この月の画像一覧

蟲師<2006>

原作のマンガが大好きで、オダギリジョーも大好きで、しかも監督・脚本は大友克洋ときた!!という具合にワタシの期待はふくらむ一方で劇場へ。映画を観る前のそういうワクワク感は久しぶりに味わったかもしれません。
d0088211_20331328.jpg

日本の自然がまだ多く残っていたある時代、様々な自然現象や不思議な出来事は「蟲(むし)」と呼ばれる生命体が関わっていた。それら蟲の生態に精通し、人間に害が及ぶ場合はその問題を解決する「蟲師(むしし)」であるギンコという男性にまつわる物語です。

原作は全体的に淡々と物語が進むのと比べて、さすが実写映画化だけあって全てがナマナマしい。悪夢にうなされそうな映像が次から次へと出てきました。
オダギリジョーのギンコは期待通り、良かったです。彼が求めている、「彼にしかできない役」ですね。全く知らない人がみたら「ゲゲゲ」に見えるんだろうな~という髪形も似合っていました。

ストーリーは、原作のエピソードが盛り込まれてはいるものの、全く違う展開になっていました。ワタシ的には「ぬい」があんまりな状態になっていて、ちょっと悲しい(T_T)江角マキコは良かったんですけどねぇ。

説明的な部分が全くなく進んでいく作品なので、原作を全く知らない人はこの世界についていくのがちょっとしんどいかもしれないなぁと思いました。
[PR]

by hobomovie | 2007-04-30 20:35 | 日本映画 | Comments(2)

南極物語<1983>

d0088211_2046066.jpg昭和33年、南極の昭和基地に置き去りにされた犬ぞり用の犬たちの悲劇と感動の実話。

映画の公開当時のワタシは幼稚園くらいでしたが、母親にねだって連れて行ってもらいました。母は夏目雅子ファンだったので、母から「行こう」って言ってきたんだったかな?とにかく映画が大ヒットしていたのはよく覚えていて、近所のおばちゃんか誰かに「ハンカチ持って行った方がいいで」と言われてしっかり用意して行きました。

高倉健演じる南極越冬隊員は、不本意ながら次の隊が来るまでの間昭和基地へ犬たちを置いてゆくことになるが、気象条件の悪化のため次の隊は派遣されなかった。貴重なカラフト犬を提供してくれた、今で言うブリーダーの元へ謝罪の旅に出る彼の姿は、子供ながらに胸をうたれました。
でもやはり、1年以上南極で生き抜いたタロ・ジロの奇跡の生還のほうがより感動的で、いたく感銘を受けたワタシは、学研まんが「タロ・ジロは生きていた」を買ってもらって愛読していたもんでした。

ヴァンゲリス(「炎のランナー」などでおなじみ。ギリシア出身であることを、パンフを読み直して初めて知った)のテーマソングはとても良かったですが、どういういきさつで日本映画の音楽を作ることになったんでしょうねぇ。
[PR]

by hobomovie | 2007-04-22 20:59 | 日本映画 | Comments(3)

あなたになら言える秘密のこと<2005>

息子・柳楽優弥×母親・YOUという軽自動車のCMは「誰も知らない」を思い出してせつなくなるので、そろそろ終わりにして欲しい今日この頃。
d0088211_21135713.jpg

さて、日本での公開は何故か遅れて2007年だったスペイン映画です。たまたま都合のいい上映時間だったからということで選んで、ほとんど予備知識が無いまま観ました。

主人公のハンナがかかえている秘密とは何なのか?というテーマは知っていたものの、いかにも「女性むけ」っぽい邦題のイメージから、まぁ恋愛系の物語なんだろうな、と軽~い気持ちで。
d0088211_21141662.jpg

終わってみればその「秘密」があまりにも予想外な方向から、しかも超ヘビーな形でやってきたもんで、かなりショックにうちひしがれ、そして考えさせられました。
これから観る人には、極力予備知識を仕入れずに観ていただきたい。
やっぱり女性におすすめ、かなぁ~。

舞台はデンマークと、おそらくアイルランドあたりの海上油田で、なかなか面白い画が盛りだくさん。
「ショーシャンクの空に」などでワタシの好きな俳優・ティムロビンス(「宇宙戦争」に出たのはどうかと思いますが…お金が必要だったのかな…)も出演していて、相変わらずステキでした。ちゃんとした姿では最後のほうしか出てこないのですが(T_T)

近いうちに、この作品と同じ監督&主演女優の「死ぬまでにしたい10のこと」のDVDをレンタルして観なくては、と思っています。しかし最寄のTUTAYAにはビデオしか無く…ありえん…
[PR]

by hobomovie | 2007-04-14 21:21 | 外国映画 | Comments(2)

リリイ・シュシュのすべて<2001>

春は忙しいですね。すっかり更新を怠けてしまいました。いかんことです。
d0088211_2051367.jpg

さて、ワタシの好きな岩井俊二監督・脚本の、「陰と陽」で分けるなら「ド陰」な作品です。

とある地方都市の中学生が体験する日常と事件が描かれるんですが、全編ココロにグサグサくる映像とストーリーで、観終わるころにはぐったりしてしまうような重~い映画でした。
この作品はインターネット上でBBSの書き込みを元に作り上げられたストーリーだそうで、岩井俊二自身も複数のハンドルネームで書き込みながら物語が進んでいったんだとか。リアリティがあるのはそのせいかもしれませんねぇ。

とりあえず、この「リリイ・シュシュ」「タイタス」「ダンサーインザダーク」を、ワタクシの「つらすぎて2回は観れないベスト3」としてまとめましょう。
まだ出てきそうな気もしますが(^_^;)

みどころとしては、この後それぞれブレイクしたメインキャストの市原隼人、忍成修吾、蒼井優がすごく良かったです。あとは物語の鍵となる謎のアーティストであるリリイをSalyuが演じ、不思議な声と曲が印象深かった…
[PR]

by hobomovie | 2007-04-07 20:07 | 日本映画 | Comments(0)