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武士の一分<2006>

原作:藤沢周平×監督:山田洋次3部作の3作目。
1作目の「たそがれ清兵衛」はテレビやら高速バスの中やら、何度も観る機会があって大好きな作品。
「隠し剣鬼の爪」は先日テレビでやってましたが観損ねました…(T_T)
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さて、この作品は先日最終回をむかえた「華麗なる一族」でもご活躍のキムタク様主演です。藩主の毒見役を務める下級武士が、毒見が原因で失明する。夫の身分を守りたいと願う妻(壇れい)の思いを利用した番頭(坂東三津五郎)に、盲目の身で果し合いを挑むが…というストーリー。原作はごくシンプルな物語のようですが、夫婦愛の感動的な筋立てになってました。

全体的な感想としては、よく言われることですが「キムタクは何をやってもキムタク」というやつです。
もちろん「スター」ってことであってそれはすごい事だし、やっぱり何をやってもかっこいいんだけど、ん~それ以上でもそれ以下でもないというような。そういう印象です。

テレビドラマなどのせいで、時代劇はそれほど好きではないワタシですが、「たそがれ」もこの作品も、主人公たちの日常生活が描かれているところがすごく良くて、こういう時代劇ならまた観たいなと思います。
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by hobomovie | 2007-03-22 21:33 | 日本映画 | Comments(0)

ヘドウィグ アンド アングリーインチ<2001>

d0088211_224593.jpg1960年代の旧東ドイツで、ロックスターになることを夢見る少年。愛するアメリカ兵の妻になるため性転換手術を受けるも失敗。渡米後、その結婚も破綻する。しがないロックバンドを組んだ彼(彼女?)の人生は…という、実にヘビーなお話しです。そして音楽映画としては、スバラシー楽曲ぞろい。

もともとブロードウェイで成功をおさめた作品で、それが映画化されるのはよくあることだけど、主演が舞台と同じ役者というのはなかなか珍しいんじゃないでしょうか。しかも監督・脚本も、このジョン・キャメロン・ミッチェルによるものです。この作品以降あまり名前を聞かないけど、才能あふれる人なんですね~。

主役のヘドウィグは、無理やり分類すると「性同一性障害」ということになるんでしょうけど、この映画を観た当時のワタシはなんとなく趣味・嗜好の問題のように考えておりました。こころが女性だから女装や手術をするんじゃなく、単に好きだからそうしてる、みたいな感じ。最近ではテレビやら何やらで知識も増えてきましたが、なかなか難しい問題ですねぇ。「障害」と分類しちゃうのもちょっと違うような気もするし、でも医学的に認められているってことで他人にわかってもらいやすいような気もするし…「みんなちがって みんないい(by金子みすず)」の精神で生きたいものです。

そういう色んなことはまぁ置いておいて、この作品は「かつて人間は2人で1つの体を有していて、今も失った片方を探し続けているんだよ」という伝説がテーマです。深いなぁ~
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by hobomovie | 2007-03-15 22:46 | 外国映画 | Comments(2)

コルチャック先生<1991>

d0088211_2123397.jpg第二次世界大戦中、ナチスドイツ占領下のポーランドに生きた実在の人物ヤヌシュ・コルチャックを描いた作品。
彼は身寄りの無い子供たちを育てる児童養護施設を運営する傍ら、小児科医、教育学者としても活躍していたという人で、もともとユダヤ人ということもありつつ、反ナチス的な言動から迫害を受けます。
支援者からアメリカへの亡命も提案されますが、子供たちと収容所へ行く道を選んだすごい人です。
アンジェイワイダ監督はあえて白黒の映像で終始淡々と描いていて、細かい部分はあまり覚えていませんが、コルチャック先生が子供たちを率いて収容所行きの列車に乗り込むシーンは印象的でした。
当時のワタシは中学生、今でもある劇場なのかなぁ…結構小さなところで観ました。次回上映作「デリカテッセン」(1991)のポスターが貼ってあって、豚の丸焼きのような絵が記憶に残っています。ちなみにそちらは大学生になった頃、レンタルビデオで観ました。究極の食糧危機時代に、いつも商品があるお肉屋さんのお話し。かなりブラックながら、何故かちょっと笑える作品でした。
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by hobomovie | 2007-03-07 21:24 | 外国映画 | Comments(0)

ドリームガールズ<2006>

祝!第79回アカデミー最優秀助演女優賞受賞!!
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周りの評判も上々な中、アカデミー賞発表の日に観に行きました。家に帰って、ニュースでジェニファーハドソンの受賞を聞いた時は嬉しかったです。

ブロードウェイで大成功をおさめたミュージカルの映画化。60年代、デトロイトの小さなレーベルからデビューし、スターへ登りつめる女性ボーカルトリオの物語です。ダイアナロスがいた「シュープリームス」をモチーフにしていて、同じレーベルから出たジャクソン5らしきグループがちょっと出てきたり、音楽好きにはかなり楽しめる内容になっています。

ミュージカルなので、ステージ以外のシーンでもみんな歌う歌う。「え?」とか思わずに、めくるめく音楽の世界に身を任せるのが、この映画を楽しむ秘訣と言えましょう。映画というよりは、ミュージカルの舞台を観たという感じです。細かい心理描写とかはほとんどありませんが、ミュージカルだしまぁいいか!と思えてしまうパワーのある作品でした。

ジェニファーの活躍のせいかあまり注目されていませんが、主演のビヨンセは10キロもダイエットしてこの役にのぞんだらしく、文句なしの美しさでした。画面に彼女が登場すると、つい目が奪われます。演技がいまひとつ…なんですかねぇ?この各賞の無視っぷりは。
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プロデューサー役のジェイミーフォックス、男性スター歌手役のエディマーフィーもすごく良かったです。

とにかく、無条件に楽しめる映画でした。
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by hobomovie | 2007-03-02 18:57 | 外国映画 | Comments(2)