アメリカン ギャングスター<2007>
「ギャングのスター」かと思いきや、gangsterという単語は「ギャングの一員」という意味だそうです。
1960年代末のアメリカを舞台に、ギャングと麻薬捜査官の生き様を描いた、実話に基づく作品。
デンゼルワシントン演じるフランクルーカスはベトナム戦争でアジアに駐留しているアメリカ軍を利用して純度の高いヘロインを安価で密輸し、販売することで財をなす。
軍はもちろん、麻薬捜査官ですら押収した麻薬を薄めて転売しているような腐敗したニューヨークで、ラッセルクロウ演じる刑事リッチーロバーツは信頼できるチームを組んで麻薬取締りに取り組むのだが…というストーリー。
ロバーツが麻薬流通の大元としてルーカスにたどりつくまで2人の人生は全く別々に進んでいき、最後にいざ対峙するところがなかなか良かったです。
監督はリドリースコット、おん年70歳とはびっくりです。
「エイリアン」「ブレードランナー」「ブラックレイン」「テルマ&ルイーズ」「ブラックホークダウン」「グラディエーター」「GIジェーン」「インハーシューズ」「ハンニバル」「プロヴァンスの贈り物」…監督作を並べると、あんまり一貫性が無いというか、なんでもアリな感じ。
シリアスなものはかなりダークで複雑なイメージがありますが、この作品は登場人物の思いを丁寧に描いていて、ストーリーもわかりやすく、わりとさらっと観れました。
「雨にぬれた黒い道路に写るネオン」といういかにも!なシーンは健在で。
エンドロールの後にはおまけがあります。
アメリカン・ギャングスター
by hobomovie | 2008-03-09 19:39 | 外国映画 | Comments(2)
実話を元に、ということで
とっても惹かれてます。
そうですか、リドリー・スコット70歳ですか。
頑張ってますね(^o^)
リドリー・スコットといえば・・・
以前買った「ブレード・ランナー」がVHSなので
DVD買おうかなあ、と思って
Yahoo!映画でリドリー・スコット監督作品を検索してみたんです。
そしたら、ディレクターズカットとか、ファイナルカットとか・・・
それぞれDVDになっているかは不明ですけど
どれを買えば???となっています。
監督、パンフレットのインタビューで案の定「この作品も別バージョンがあるのか?」とか聞かれています(笑)
とりあえず、この作品は現状で満足らしい。
「ブレードランナー」は色々あるみたいですね~
とりあえず「ディレクターズファイナルカット」てのが最新かつ最終なのかな?よくわかりませんが…
そんなに差があるんですかねぇ(^_^;)
mmm まやぞー mmm