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レ・ミゼラブル<2012>

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「レ・ミゼラブル」は今まで何度も映画化されてますが、ミュージカル版の映画化は初めてってことで、予告編をみたときから楽しみにしてました。

ストーリーは、貧しさのあまりパンを盗んだ罪で19年服役したジャン・バルジャンが、釈放後に盗みをはたらいた教会で司教の許しを得たことをきっかけに、身も心も新しい人間に生まれ変わることを誓う…というよく知られたあらすじそのままでした。
メインは1832年パリの七月革命後の混乱期が舞台ですが、以前に観た’98年版ではこういう時代背景は全然わかってなかったなぁ。ジェフリー・ラッシュのジャベール刑事が執拗すぎて怖かった、という印象が最も強い作品でした。

さてさて、そんなことよりこの作品の一番の見どころは、口パクじゃない歌の数々!ミュージカル好きのワタシでも、こんなに歌う!?とややびっくりしたくらい、歌てんこもりの作品でした。
映画で主人公の心の叫びや葛藤を表現する方法は色々ありますが、ミュージカルの場合はやはり、すべてを歌で表現するんだよね~と改めて認識しましたわ。

コゼット役のアマンダ・セイフライドは「マンマ・ミーア!」でその実力を十分知っていたけども、ジャン・バルジャン役のヒュー・ジャックマン、ジャベール刑事役のラッセル・クロウ、ファンテーヌ役のアン・ハサウェイは歌うところを初めて見て、それぞれこんなに歌えるとは!
舞台版が有名なだけに曲も聞いたことあるものがちらほらあって、名曲ぞろいでしたのぅ。
新年早々、いい作品を観ました。

by hobomovie | 2013-01-26 22:37 | 外国映画 | Comments(0)