人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ミッドナイト・イン・パリ<2011>

ミッドナイト・イン・パリ<2011>_d0088211_18511681.jpg

ハリウッドの売れっ子脚本家ギルは、結婚間近の恋人とその両親と一緒にパリへ旅行へ来た。
真夜中に出会った不思議な車に乗せられてたどりついたのは、なんと1920年代のパリ。ギルはそこでフィッツジェラルド、ヘミングウェイ、ピカソといった偉人たちと会い、自分の人生を見つめなおすのだが…というストーリー。

いやはや~、なんとも小粋な作品でした。これが大人の余裕というやつでしょうか。
御歳77のウディ・アレン、久しぶりにこの作品でアカデミー賞に名を連ねております。

過去には「アニー・ホール」、最近では「マッチポイント」「それでも恋するバルセロナ」などを観なくてはなぁと思いつつ逃していて、ウディ・アレン作品は完全に初めて観ました。
こんだけ映画を観ていながら、我ながら不思議です。

がっつり作りこんだものではなく、軽いタッチで描くのがお得意のようですね。タイムスリップなんていうSF的な展開もなんだかしっくりきてしまう、オシャレな作品でした。
オープニングから、ストーリー全体までパリの名所が数々登場して、一度行ってみたいなぁと思わせる映像満載です。

あとは、俳優が結構豪華でした。そのへんがやはり、大御所監督作品だなぁという感じです。とくに「M:I-4」で殺し屋をやってたレア・セドゥーやサルコジ夫人のカーラ・ブルーニ(映画は初出演らしい)が見どころかと。他にもオーウェン・ウィルソン、レイチェル・マクアダムス、マリコン・コティヤール、エイドリアン・ブロディ、キャシー・ベイツなどなどがどんどん出てきて楽しいです。

by hobomovie | 2012-06-27 18:54 | 外国映画 | Comments(0)