アリス・イン・ワンダーランド<2010>
3Dブームに乗って(最初は3Dにする予定じゃなくて、後から無理やり加工したという話しだが)、日本語吹替え・3D版を観てきました。
アリスと言えばルイス・キャロル原作&ジョン・テニエル挿絵による「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」で、詩的で魅力的なお話しでございます。それをきちんと展開があるお話にまとめたのが、ディズニーアニメの「不思議の国のアリス」でした。
元々どれも大好きだったので、バートン流にどうアレンジされるのか楽しみでした。
ストーリーは、大人になったアリスがワンダーランドに再び迷い込み、赤の女王の圧政に苦しむみんなを救うというもの。
「不思議の国」と「鏡の国」をうまい具合にごちゃまぜにした新たなストーリーができあがっていて、面白かったです。
ジョニー・デップ演じる帽子屋を始め、ワンダーランドの住人はまー、よくディズニーが許したなというくらい、バートン流でした。物語の中だとかわいいけど、面と向かうと結構キツイもんですね、「しゃべる花」とか「青い芋虫」とか。
そんなキャラクターの中では前から白ウサギとチェシャ猫がお気に入りだったんですが、特にチェシャ猫が良かった。フカフカでノドをゴロゴロならしたりしてかわいいけど、声がおっさんという。是非字幕版でも観てみたいです。
アリスを演じていたミア・ワシコウスカは、わがままで変わり者で行動力のかたまりというアリスにぴったりでした。バートン作品には、こういうすごい新人さんがよく出てきますね。
アリス・イン・ワンダーランド 3D
by hobomovie | 2010-06-05 11:18 | 外国映画 | Comments(0)